きょうは肌寒い風が1日中吹いて、豚インフルエンザのニュースも気になります。
昨日は名古屋の皆さんが、多数投票に行きました・・・。長い間、相乗り市長選で「行く気がしない選挙」と無関心を示してきた市民も、この不景気と候補者の人柄や公約の選択肢が出来たことでヤットその気に・・・・。
「市民税10%減税」と大胆な公約を示した河村たかし氏は圧倒的な支持を得ての当選でした。個性的な人柄とドラゴンズカラーは名古屋市民を投票に向かわせるとともに自分の票の積み重ねに成功したのでしょう。
地場産業の不振から来年度の税収は期待薄です。10%の市民税減税は約250億円とか、役所の無駄を省くと言いますが、何処を、どうやって減らすのか、何が無駄なのかを判別していかねばなりません。
選ばれた市長も責任がありますが、選んだ市民の皆さんは最も責任を感じなければならないのです。いったい市民から見たら何が無駄なのか、どうすればよいのか、これからが問題の始まりなのです。
市民が河村氏に期待しているのは、いったい何なのでしょうか。役人の外郭団体へ天下りなどのシガラミを断てと言うのでしょうか、それとも、自らの給料を係長級の800万円にするそうですが、役所の人達を一体どうすれば良いのでしょうか。
今回の選挙は、久しぶりに地方の首長選挙らしく、中央政党色の薄い戦いでした。1973年、名古屋市内に高速道路の建設反対を旗印に本山市長が誕生しましたが、廃止の議論はなされても公約の実行には至らず、今では立派に建設・通行出来、現在も工事が進行中です。
また、市議会議員定員を10%削減したいとも・・・・・。名古屋市議会は必ずしも政党色が強いとはいいませんが、民主党の中でも河村氏の個性的な政策に疑問視する声も・・・・議会運営を如何にするかというところでしょうか。
彼の言う「改革」は選挙が終わって、今からが本番ではないのでしょうか。河村氏の活躍に期待したいと思います。
噴水・テレビ塔とツツジ

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