人は誰でも何時かは老いてこの世を去って逝きます。それまで如何に満足して生きるかということでしょう。顔が異なるように生き方も夫々です。価値観は違えども共通らしきものもあるように思います。
定年後の人生を暮らすには、第一に経済的な基盤が必要に思います。それは年金であったり、働いて収入を得ることだったりします。収入だけではなく、支出も計画的でなければなりません。できれば、生涯収支計画表(マネースケジュール)を作っておくのも良いでしょう。
第二に、健康の基盤が必要です。健康は肉体的なものと精神的なものが健康でなければなりません。肉体的には老いて失うものもあると思いますが、それ以上に精神的に得るものも多くあるはず、常にプラス思考に努めましょう。
第三に、生きがいの基盤が必要です。人によって最も異なる項目だと思います。何を生き甲斐に感ずるか、一般的には旅行、趣味、政治、ボランィア、家族・・・・・等を通じて満足度を高められるかということでしょう。
三つの項目は、いずれも切り離せないと思います。条件が整えば第三の項目に「仕事」を選んでほしいのです。仕事を通して是非、生き甲斐を見つけてほしいのです。
一、二の項目が揃えば、職業選択に迷うことなく、好きな事を許される条件内で選べば良いのです。職種にこだわらず、社会に関わって行くという気持ちが大切です。
それには、次の三つを棄てる必要があります。
1、「学歴意識」過去にこだわり融通の利かない頑固者に見られます。
2、「役職意識」プライドが前に出ると胡散臭く、採用が難しいと思います。
3、「職歴意識」新しい仕事に挑戦する気持ち(プラス思考)が大切なのです
棄ててしまえば、残るは経験と実績でしょう。これだけあれば十分です、堂々と職種を選択し新たな気持ちで仕事にチャレンジしたいものです。
安城のデンパークにて撮影

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