工事施工業者が利権を得たいと、議員への政治献金したいと思います。企業献金は禁止されていますから、政治団体に寄付しますが、見返りを求めれば賄賂、求めなければ背任行為、議員は官僚に口利きをし、官僚はその業者に個所付けをします。
官僚も業者が利権を得れば、自分が有利に天下りができ、その後も元居た役所に口利きし、役所も業者が有利に働けば議員の票に結びつき、献金も増えようというもの、・・・・・
過去の長い歴史の「口利き」の構図でした。
政治家に「口利き」を願わねばならない時や事が今後もあると思います。賄賂に結びつかないように「公的政党助成金」や他のシステムもあるはずです。
政治家になる人は、強い権力志向が無ければ勤まらないと思います。つまり、何らかの意図(目的)が無ければ・・・・。医療や教育、福祉など良い社会実現のため・・・・。あるいは、企業に有利な規制緩和や利権、あるいは多数決による新しい仕組みを作って社会貢献をする・・・・・など。
誰がそんな政治家を束ねているのでしょうか? より大きな利権を持った集金能力だけに優れた政治家、党内に気配りができる政治家、国民受けが良い政治家、政治家として血統書付きの人・・・・?
政治家や公務員に不祥事が起きたら、マスコミは他人事のように何故だ?と、叩きますが、公務員は政治が作ったシステムで採用され、指導、教育、監督されていますし、政治家は私達(マスコミも)が選んだ人達だから、選んだ責任は私達にあるのです。
私達との大きな違いは、政治家として
投票によって選ばれた存在であるということです。そして私達は政治家に何を期待して、何をしてもらうために選ぶのかが
曖昧ではなかったかということです。つまり、すべて私達に主権があることを再認識すべきです。

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