今年度きょうが最終日、得意先へ挨拶回りの1日でした。春の人事で定期異動の方はさぞ忙しかったことでしょう。明日は新入社員の入社式や辞令交付などがあり、心新たにする人も多いことでしょう。今年は採用を断念する企業や、内定を取り消した企業が出たほどです。
また、官公庁では今日、定年退職を迎える人も多いことでしょう。何十年と勤めた職場を去らねばならないことは一時寂しい事ですが、定年後も再び新たな仕事に取り組んでほしいものです。そうすればまた新しい人間関係も出来、決して寂しくはありません。
色々な事情から【経営者に定年はないはずでしたが】長年経営した店を閉めなければならないスナックのママさんが、ある時、常連客を招いて名古屋キャッスルホテルで「お別れパーティ」を開催し、私も招かれたことがありました。
そのとき、私がカラオケで歌った曲が「北島三郎・終着駅は始発駅」でした。モニターの映像が銚子電鉄の赤い一両電車、畑の真ん中を走る光景を今でも忘れません。
歌っている途中で、ふと遠くの席に居るママさんの顔を見ると涙で化粧が乱れているではありませんか、下手な歌でも時と場合でこんなにも感動してくれるものだと私は驚きました。
それ以来、定年退職する人などの送別会は下手くそだろうと何だろうと「この歌」の押し売りをすることにしました。
「・・・・♪二人の幸せを祈っているよ、振り向かないで行ってくれ、終着駅は始発駅・・・」の歌詞が大好きです。
「・・・♪何処からだって出直せる・・・」人生の応援歌のような気がするのです。
私は難しくて自分で歌うことが出来ませんが、「大須賀さと子・ライブ」に出かけるのも「人生の応援歌」を聴きに行っているのかもしれません。
けじめ、区切りを迎える多くの人が、新たな気持ちで夢の実現に向かって元気に出発されることを願わずにはおれません・・・・。
終着駅ではありません旧名古屋裁判所

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