「振り込め詐欺」防止を叫んでも、相変わらず被害があるようです。それを裏付けるかのごとくお年寄は金を持っているということでしょうか。
お年寄が苦労して稼いだ金を、株で大損したあげく息子と名のる他人にゴッソリ振り込んでしまっては、どうにもなりません。世の中、悪い奴も居るものです。
一方、若者も不況で職と住まいを失い、緊急避難で親元に身を寄せ、再起を目指す人が増えました。しかし、大都市や工場地帯から離れて地方で再就職しようにもなかなか困難で、雇用保険のあるうちは暮らせても、失業状態が長引くと身も心も塞ぎがちになってしまいます。
そんなときは1人で悩んでいなく誰かと相談してみる事です。いなければ迷わず公的機関の就職相談窓口に行ってみることです。
特に若い人が引きこもりになってしまわないためにも、こうした人を数多く受け入れている地元中小企業を倒産させないように公的支援を行うべきだと思います。
お金さえあれば生活できるという現実が、お金のためだけに働くという荒んだ考えを生むようになってしまった近頃、夢や希望を金換算し、給料から社会保険料すら引かれることを嫌がり、人との関係をも断ち切ろうとする若者の風潮は直さねばなりません。
引きこもりは若者を鍛えるだけでは解決しません。若者へのセーフティーネット(職業訓練・就職支援、生活資金援助など)を充実させ、自立させることが安心して暮らせる社会を作ることにつながると思います。
祝入学服の名古屋駅前「ナナちゃん」

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