私は毎日の暮らしの中でメガネは欠かせません。常時着けだしたのは数年前からで、老眼と若干の乱視があり、ウン万円する優れものです。昨年、紛失したので同じものを作ってもらいました。そして数日後、紛失メガネが庭の木に引っかかっているのを見つけ、今は二つ所持することになりました。
先月、汗をかいて眼鏡のツルが緩んだのか鼻眼鏡になるので、耳に触れる部分に輪ゴムを付けて掛けていました。ドーモ優れもののメガネに輪ゴムは似合いません、仕方なく眼鏡屋さんに出向くと簡単に調整してくれ、今は快適に掛けています。
よく「
イロメガネでものを見る」ということを言いますが、この場合は、物の見方を言うのであって、サングラスを掛けて見ることを言うのではありません。
偏ったものの見方、先入観にとらわれた物の見方や人の見方という意味ですが、一般的には嫌な物の見方のようです。時と場合によっては必要なときもあります。
過去、正規雇用の従業員が一般的な労働力のときは、派遣や期間雇用はイロメガネで見られていた時期があったように思います。
非正規雇用で派遣契約従業員の場合、現在では雇用の調整弁のような扱いが問題だと報道され、セフティーネットなど法改正が必要だと思います。
失業者を雇用する立場や状況の事を思うと、安く、若く、良く働く労働力が確保でき企業収益には好都合でした。また、働く人も、好きな時に好きなだけ働く自由度があったわけです。
バブルが弾け、リストラで雇用調整し赤字経営にならぬよう切り抜けてきた手法も、今年は春から夏にかけて更に厳しくなる状況で、過去の手法で済むのかどうか、大きな嵐が迫っているように思います。私の
イロメガネであってほしいと願っていますが・・・・。

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