運動している子供と運動しない子供の体力二極化が文部科学省の全国体力テストで明らかになり、体力の低迷は身体を動かす時間との関係が深いようです。
私も、私の子供たちも通った小学校は自宅から約4キロメートルの所にあり、当然雨の日も風の日も歩いて通学してきました。最近では交通事故防止の関係から雨の日にはバス通学をしているようですが、それでも足腰の強さは他町内の子供には負けていないようです。
それを証明するかのように運動会や校内マラソン大会になれば結果は明らかに現れて、走ることや反復力を要する運動能力に優れている結果が出ていました。
大阪、橋本知事が言う「大阪は体力も駄目」は、結果公表、過度の競争、報道の仕方など問題がありますが、子供の体力は親たちの考え方に影響を大きく受けます。学校に任せず地域で自然にできる体力向上を工夫すべきだと思います。
体力の向上は生活習慣が大きく影響するものと思います。子供が自ら進んで、喜んでやるような家庭環境作りが必要だと思うのです。
体力作りはプロのスポーツ選手になる為や、世界のスポーツ大会に出場するような選手になる為だけではありません。体力は健康に通じるもの、子供の頃の体力づくりは大人になって社会生活の基盤となる重要なものです。
新聞によれば全国体力テストの参加者は七割であったとか、参加できない理由も実施期間や費用などの問題もあったようですから、今後、充分な準備をして定期的な実施を望みたいと思います。
また、学校、地域、家庭の連携をとり、子供の体力作りのための行事を奨励し、運動する機会を増やす必要があると思います。
明日「二月三日は節分」です。

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