損害保険3社(三井住友海上グループホールディングス(HD)、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険)が経営統合をするといいます。
米国のサブプライムローンから端を発した金融危機や自動車販売の激減で、損保業界は厳しい経営環境に置かれていて防衛策に乗り出しました。
いよいよ日本国株式会社?の金融部門再編が銀行に続いて再び始まった感があります。日本の金融再編はバブル後、銀行の統合など進み、超低金利状態は現在も続いています。
損保保険商品は市場経済に大きく影響を及し、公正取引の観点から見て如何なものでしょう「経営統合」という名の「談合」の臭いはしないのでしょうか。経済危機をのり越えるにはこの方法しかないのでしょうかね。
12月も残すところ2日。終盤に経済的な影響から雇用について考えさせられる年です。何時も苦しめられている中高年だけでなく、若者の雇用が脅かされるとは誰が予測したのでしょう。
3月に向け、まだまだ増えそうな派遣の解消や、損害保険など金融関係者の失職も今となっては避けられないのではないかと思います。
今後の働き方が、今の雇用契約方法だけではなく、新しい契約方法も見つけ出していかねばならないと思います。
そこには、解雇権など労働に関する基本的な問題を解決しなければならないでしょう。
そして、アルバイトやパートの非正規雇用で働く人は今後益々増加していくことでしょう。
リンゴやトマトではありません。庭の南天です。

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