中日新聞31日朝刊によると、「
岡崎市は30日、女性1人が行方不明になるほど甚大な被害が出た伊賀川河川敷に立つ民家の移転交渉を本格化させる意向を明らかにした」と報じています。
確かに、県所有地と市所有地に民家が五十数軒建ち並んでいます。大正時代に河川改修をした人たちが住み着いたと報じていますが、長年の既得権として許可が与えられているのだと思います。
豪雨災害の中日新聞記事で「えっ、
河川敷だったのか」と初めて知り驚いたしだいです。
一般的には出水時に冠水し被害を受けても補償の対象とはならないというのが河川敷ですが、この際、そんなことを言ってはおられない状況でしょう。人命に関わる事で早急に安全な場所を確保、住宅を準備し転居すべきだと思います。
2006年11月乙川河川敷では、中学生を含むグループによってホームレスの人たちが次々に襲撃され、11月19日には69歳女性のホームレスが殺されるという事件が起きました。
ホームレスに関しても簡易な居住施設であれ、集中豪雨など人的被害を出す恐れがあることも考えられ、愛知県や岡崎市は簡易宿泊所を設け移転をさせることが必要だと思います。
基本的に
「河川敷」には簡易な居住施設であっても、どんな理由にせよ
住居として貸してはならない敷地「
貸せん敷き」とすべきです。
31日16時30分頃、伊賀川で行方不明の女性を捜索する消防隊の人々と河川敷に立てられている五十数軒の民家の一部

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