自動車産業、電気産業、航空機産業など製造業が好調で求人倍率は2に近く、数字の上では人手不足の状態です。しかし、求人内容をよく見ると幾つもの派遣会社が1社の製造業に人を求め、ある種のバブルではないかと思われる節が感ぜられます。
それほど派遣会社は製造業に食い込み、製造業の直接雇用を阻んでいます。確かに必要な時期に必要なだけ、若くて、安くて、良く働く派遣社員が用立てれば企業は直接雇用などしません。
作業は手順を明らかにし、誰に替わっても同じように生産できるようにして、単純な作業ほど派遣従業員を安く使うことで収益の増大が望めます。最近ではサービス業にもこの派遣従業員を使うことが浸透し、接客ノウハウなど存在しなくなったのではないかと思うほどです。
問題はこれから・・・・、オイルの値上がりで生産コストが吸収できるかどうかです。コスト削減を何処でやるか、切るとなると何をどう切るか、人件費をどうするかなど、「愛知の怪」が始まります。
名古屋地下鉄では朝夕「女性専用車両」が走ります。あまり混雑するので痴漢対策?あるいは痴漢間違われ防止対策?・・・いや、いや、あれは混雑防止対策なのです。全車両の中央部分しか専用車両はありません。先頭車両、最後部車両は混雑するので、中央部分にも乗せるための手段?です・・・・・・名古屋の怪でした。
東急ハンズ地下からテレビ塔を見上げる:7月2日撮影

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