暫定税率が復活すると、5月初めからガソリンが160円/Lを越えるスタンドが現れるといいます。原油価格が1バーレル120円近くまで高騰しているから、ダブルパンチが来そうです。
問題なのは、ガソリン価格もですが、重要な事がマスコミで大きく取り上げられていません。米を作る農家は燃料を大量に消費しますが、その分米価に転化できていません。国際米価は5年間に2倍に跳ね上がっていても、ベトナム、インドなど米の輸出を禁止したのです。
世界最大の米輸出国タイが輸出制限をすると、市場は大混乱するでしょう。中国など個人所得が増え、肉食が増えれば、飼料としての穀物は大量に必要となるわけです。米だけでなく大豆、小麦、トウモロコシも高騰していますので、もし輸出規制などが掛かると日本は食糧危機の可能性を考えておかねばなりません。
アメリカでは既にエタノールの生産にトウモロコシを30%も振り分けているそうです。こうした問題を知ってか、知らずか日本政府と農協・・・・・。
今年、我が家は米の生産調整のために休耕田にするのです。我が家の米、たかだか700キロか800キロなのですが、数が集まれば調整数も大量になります。食料の危機がそこまで迫っていることを知りながら、バカなことをやろうとしています。未だに御上の言うことが正しいとは思ってもいないのに・・・・。
ガソリンのストックをするなら、食料のストックをしておいた方が利口のようですぞ・・・・念のため・・・・。
明日の土曜日は軽トラで冷凍庫を買いに行ってこよっと・・・・。
藤棚から見る名古屋城:4月25日撮影

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