世間は姉歯耐震偽装から始まって、裏金・偽領収書・偽装食品・給油・年金などウソ退治がいたる所で行われてきました。次は何か?・・・・非常識退治でもやりますか?
仕事で金山から市役所まで地下鉄に乗りました。満席で立っている客も何人か居ましたが2箇所空いているところを見つけたのです。しかし若い女性がハンドバッグを席の右に、左は化粧バッグが置いてあるのです。足を組んで左手に鏡を持ち右手は筆で目の縁を書く化粧の真っ最中でした。
子供を抱いたお母さんが目の前にいても、杖をついた年寄りの客が乗ってきても知らん顔、周囲の客は注意をしようともせず、とうとう栄駅まで丹念に化粧をし続けていました。
周囲のことなど考えもせず腹も立ちましたが、彼女はそういった病気なのかも知れませんし、世の中の流れや空気が読めない、判らない、寂しく貧しい人も居るものです。本人は顔がきれいになったと満足でしょうが、私には化粧をしても美しく見えませんでした。
11月に入って、ビルの12階から快晴の名古屋能楽堂を見下ろすと、すっかり紅葉に囲まれていて美しい眺めです。10年前、北海道拓殖銀行・山一證券など、次々と経営破たんしたのも11月でした。まさに秋風が吹き大変な月だったことを思い出します。
あれから、公的資金注入と法整備で金融界は大編成時代を通ってきました。銀行の名前など今でも戸惑います。その後、郵政民営化が進み、今後も日本の公金の流れは大きく変化しそうです。
政界も来年あたり風が光るか?台風並みの風が吹くか?小沢民主党はどう出る?

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