「自分の都合重視派のアナタにピッタリ」 「仕事はマニュアル通り」 「未経験者歓迎、駅に近いから便利」 「来週は家の用事があっても皆が助けてくれる職場」 「正社員の登用もあり」 「日払い、週払いもOK」・・・・駅や街中に置いてある求人誌の内容です。
地区別に求人誌があふれています。求職者の多くは転職希望で、完全失業者は少なくなっているようです。好条件を狙っていつでも転職したいと思っている人が増えたのですね。
現業職の期間従業員で日給7,000円から10,000円前後までの募集が多く、自動車関係の会社や、やや賃金が低いところで飲食店関係の募集が占めます。月額にすると14万円から20万円というところでしょうか。
年収換算をすれば150万円から250万円というところで、サラリーマンの平均年収には遠く及ばず、低所得層ということだと思います。つまり、求人誌の内容・文句は心地良いのですが、雇用条件は決して心地良いものばかりではありません。
20歳代後半から35歳ぐらいで転職をし始めると職務遂行能力が低いまま、未完成の人が職を替える癖がつき、次から次へと職場を移っていきます。若いうちは何が何でも仕事を覚え嫌なことは我慢し職務遂行能力を高めておく必要があること、転職は行うべきではありません。
つまり就職する時の職場選択がいかに重要であるかということですが、例えば現業職を選択したとしても職能を高めておくべきで、企業で一人前と認められるまで頑張る必要があります。
ところが学校ではこのような現実(安易に転職をすべきでないこと)を教えてはくれません。とても悲しいことですが事実です。
名古屋駅前に建設中のモード学園ビル、人材の輩出が期待される建物

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