参議院議員選挙戦が終わってやっとテレビ・ラジオ・新聞が静かになりました。それにしても予想外の大差で驚きました。開票前から民主党の優勢は伝えられ、自民党には逆風だと候補者自身が言っていたのを思い出します。
新聞は「国会の新勢力」と題し、衆議院・参議院の勢力分野をグラフに示して載せています。まさしく「占拠戦」を楽しんでいたかのごとく・・・・・・・。
「美しい国づくり」を言っている間に、小沢氏は農家を廻り、地方や弱者を適切に配慮する課題を訴えて票に結びつけた戦法は、先回の小泉流郵政選挙の戦略株を奪われた感じがあります・・・・・。
参議院における与党過半数割れは、政局運営にとって大いに影響があるでしょう。しかし、今の自民党は実績を多くの国民が理解し納得が得られるまで衆議院解散総選挙をしてはなりません。なにせ、衆議院では単独過半数を占めているのですから、驚くことは無いのです。
参議院で民主党が大勝し、憲法改正が行われる日が近づいたような気がするのです。安倍内閣は続投、内閣改造で対応し、抵抗はあっても残りの任期一杯勤め上げるべきと思うのです。
問題はその間、
地域や地方で自民党を支えてきた農家や中小企業の人々、年金生活者にどれだけ信頼を回復するに足る政策が打ち出されるかどうかです。
まさに農林水産大臣、厚生労働大臣を誰にするかに懸かっていると思うのです。
真夏の花「ムクゲ」はハイビスカスと同じ仲間で、茶室の生け花に使われることが多いそうです。

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