連休明け、久しぶりに職場復帰したような感じの方が多かったのではないかと思います。休みが多いと思っていても年間何日あるのでしょか?日曜日は50日余、祭日を含めても100日前後です。
日本の企業が人口減少をにらんだ雇用対策に取り組み始めました。限りある人材を「人財」と呼び、経営を競うことになりそうです。休日も大切な労働条件で、昔と違ってお金では変えられない価値を示す指標ともなりました。
価値は自然に出来上がるものでなく人が作るものだと思っています。なかでも土地については終戦後一貫して「政府の無策」が続いていると思っています。土地の考え方(価値)が利権と絡んで、身動き取れないまでも難しくしているのではないでしょうか?
最近では、政府財政諮問会議が日本の農業の競争力強化のためにと称し土地と株式を交換し、耕作放置を無くすために定期借地権として農家から譲らせるとしています。
農業の大規模・効率化は進むと思いますが、食料に関する政府方針も示していなく、まして土地となると方向さえも見当たりません。
改革案では、「農地を適切に利用していない場合には保有コストを上げる政策が必要」としていますが、適切とはどういうものでしょうか?耕作放置も適切な考え方(価値)ではないでしょうか?
土地の基本政策無いまま、その場限りの政府改革案に小規模農家は、はたして適切?にのれるのでしょうか?

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