終戦記念日、「小泉首相が靖国神社を参拝」朝起きると7時のニュースで実況放送していました。
参拝に行くだろうと思っていましたが、やはりなと思ったしだいです。形式はどうであれ、8月15日に参拝するということにこだわった結果であると思います。総理大臣になる前の約束は守られました。公私はともかく、人前で約束したのですから、周辺に配慮し、しかも実行力のある素直な宰相で、歴史に残る素晴らしい政治家であると思います。
私は、マスコミが「首相靖国参拝」を早くから問題視することで、これほど日本の近代歴史について勉強の機会を与えてくれた8月15日は過去にありませんでした。 何故戦争になったか・当時の社会情勢・経済状況・言論統制・軍部・満州・南方・空襲・終戦(無条件降伏)・東京裁判・安保条約、そして、靖国参拝 等など、多くの犠牲をはらって、二度と戦争はしたくないと思った多くの人々が戦後60年間も憲法を解釈・擁護し、今日に至っています。
しかし、当時の状況下で出来た現憲法は、60年の歴史の中で無理な解釈や国際的な協力をする上で、表現を直さねば次世代に多くの負担がかかると思われるのです。次期総理大臣には是非この憲法改正を実行されるよう望みたいものです。
靖国神社の実況が終わると、駒沢大苫小牧高校、青森山田高校の高校野球の放送に変わり、青森山田は二回4点、三回2点、1対6で青森山田リードから、苫小牧は八回まで点を積み上げ九回逆転さよなら10対9でベストエイト入りを果たしました。
プロ野球は中日、高校野球は愛工大名電の応援と決めていましたが、名電は一回戦敗退でした。
高校野球春の選抜大会で出場を辞退した北海道代表、駒沢大苫小牧高校は、勝ち進んでほしいと願っています。高校生は順調に勝つ事よりも、苦しんで・苦しんで目的に向かう姿が何よりも美しく、精進の結果を得たときの感激は大きいのです。たとえ、対戦相手に負けても、将来、長い人生の中で悲しみに打ち勝って乗り切っていくことをスポーツを通して学びます。
終戦記念日近くになると、毎年自宅の塀に「のうぜんかずら」の花が咲きます。開花時期は比較的長く、7月頃から9月中旬頃まで次から次へと花を咲かせています。中国原産、日本には平安時代の9世紀頃に渡来したといわれ、毒性もあるとのことですが、古くから薬として使われているようです。つるでどんどん伸び今年も塀には一杯咲いています。

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