大相撲春場所千秋楽(大阪府立体育会館)1敗の朝青龍と白鵬がともに本割で敗れて並び、決定戦で朝青龍が白鵬を下手投げで下し優勝。白鵬は大関昇進が事実上決定しました。優勝と三賞は全てモンゴル出身者でした。
国技と言っても大関や横綱の地位は相撲協会が決め、役所が認定する免許や資格ではありません。野球やその他のプロスポーツは純粋に実力世界で、それには不似合いです。
一方、建築士や医師などの地位は国が定めた免許制のうえに成り立っています。必ずしも実力世界とは言えないプロがたびたび報道されます。そうした官製プロの失敗は最後、税金で賄われ国民負担です。消費者や患者は本物のプロを選択するよう、自由競争を奨めてはどうでしょう。いっそ
業界免許に民営化し、競争させてはいかがなものでしょうか?
また、官製プロは日本人のみを保護しすぎだと思います。
私ども業界も、政府の肝いりと称し5万人の就職支援「キャリアコンサルタント」が必要と、数年前に打ち上げたのですが、厚生労働省認定と言った、
にわか官製プロの出現でプロが悩む始末、役所の大義名分で、
民営化を薦める政府が官製プロを造って良いのかと矛盾を感じたことがあります。

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