山下君1m95で念願の全道制覇!
帯広での全道大会。小樽選手団最高の結果であったと思います。
桜町中山下君は、1年生の時は走り幅跳びでジュニアオリンピックが確実視されながら予選会では2位。昨年の全道中体連では予想を超える結果ながら2位。新人戦では4種では優勝したものの、優勝確実と思われた走り高跳びで無念の2位。今回こそはと望んだ全道中体連ですが、高いレベルでの大会を経験しようと参加した札幌での記録会で肉離れをおこし、3週間ほとんど跳躍練習をしないなかで、不安を抱えての全道でした。1m76から試技を行いましたが、1回目高く上がりすぎ、クリアランスで足の裏でバーを落とすまさかの失敗から始まりましたが、その後は1m95まですべて1回でクリアー。久しぶりで優勝記録を90台に引き上げてくれました。全国では2m10の全国記録を目指すと豪語してくれました。
同じ走り高跳びでは門田君(銭函)も非常にすばらしい跳躍を見せてくれました。けっして身長に恵まれていない門田君ですが、1m71を見事1回でクリアーし8位入賞、1m76も非常に惜しい跳躍でした。女子走り高跳びは五十嵐さんが1m51の自己タイで5位と今年の小樽走り高跳びはすばらしい活躍でした。シニア練習会で中心となって指導に当たった京野先生の指導力の賜です。冬期間他校の選手にも声をかけて練習を見てくれました。走り幅跳び4位の下山さんは昨年に引き続き2年連続での入賞です。100mも12秒台に入り、全国を狙っていたかと思いますが、スピードがつくと言うことは、踏み切りをあわせるのが難しくなる。3年生になりスピードアップした分壁につきあたった形でしたが、スピードと持ち前の強い踏み切りがマッチすると大きく伸びるはずです。これからの跳躍が楽しみな下山さんです。下山さんは選手団女子キャプテンとしてもチーム小樽を引っ張ってくれました。
最後には佐藤史哉君(末広)です。練習にとても熱心に取り組んでいる佐藤君です。自転車でも全道トップクラスの力を持っていますが、今年は陸上に絞ってトレーニングしてきました。駆け引きのすごい800mで冷静なレース展開で先輩の信田君が果たせなかった800mでの決勝進出を果たしました。このように、今日一日だけで5名の入賞。昨日と併せて7名の入賞者をだすことができました。引率の先生方、引率しながら競技役員の協力をいただた先生方ありがとうございました。また、保護者や親戚の方等からたくさんの応援をいただきました。ほんとうにありがとうございました。

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