10〜11年度第18回SEITOPOG                       第1位 神坂 33,490点、 第2位 日野原 31,790点、 第3位 内山 29,940点

2006/1/2

インパクト逆襲!春は盾、秋海外雄飛だ  

3冠馬、新年のテーマは“逆襲”だ。昨年暮れの有馬記念で2着に敗れ、無敗連勝が「7」でストップしたディープインパクト(牡4=池江郎)だが、陣営の3冠馬への絶対的信頼は、いささかも揺らいでいない。まずは春の天皇賞(4月30日、京都)でグランプリ馬ハーツクライ(牡5=橋口)に雪辱し、秋には待望の海外雄飛へ。今年もターフの主役はインパクトだ。

 日本中が落胆した有馬記念。インパクトは空を飛ぶことなく2着に終わった。連勝は7でストップ。不敗神話は崩壊した。中山競馬場ゴール前には泣き崩れるファンが続出した。

 だが、もう一度レースまでの過程を思い出してほしい。インパクトの前には、いくつものトラップが待ち構えていた。大雪の日曜追い、再三の本追い切り日変更、輸送出発日をめぐるドタバタ。陣営は常に正解を選択してきたが、それでも馬にストレスがかかっていたことは容易に想像がつく。人間が平静を装っても賢いインパクトは感じ取っていたはずだ。“みんな難しい顔をしているな、どうしたんだろう”と。

 パドックでは内から燃え上がるような闘争心が見られなかった。体重は過去のキャリアで最も軽い440キロ。レースでは好スタートを切ったが、あっさりと下がってしまった。いつものファイトがなかった。それでも上がりは最速(34秒6)をマークして必死にJC日本最先着馬ハーツクライに食らいついた。

 だからこそ陣営は落胆していなかった。池江郎師は「こっちもよく走っているが、これが古馬のキャリアだよ」と冷静。池江助手に至っては「ここまで走ったら褒めなければいけない」と笑顔だった。やはり、インパクトは強いのだと陣営は再確認した。

 名門・池江郎厩舎のことだ。今春は、きっちりと立て直してくる。ならば天皇賞・春でハーツクライとの真っ向勝負が期待できる。菊花賞を制したゲンのいい京都の長距離戦。リベンジの舞台として、これ以上の場所はない。迎え撃つハーツクライは後方待機か、それとも有馬記念同様に好位か。ワクワクする決戦になる。

 連勝は止まったが、そのことをいつまでも悲しむ必要はない。今年、インパクトはまた新たな伝説を刻むはずだから。
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2006/1/2

ハーツ“キングジョージ”へ王道行く   

インパクトと古馬2強を築くのが、有馬記念で悲願のG1初制覇を飾ったハーツクライ(牡5=橋口)。橋口師が「使うたびに体が減った3歳時とは別の馬」と称えた成長力を大一番で実証した形。レース後、ルメールの「アスコットのレースコースはきっと合う」の進言もあって、オーナーサイドの吉田照哉社台ファーム代表は7月に行われるキングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(英アスコット競馬場、芝2400メートル)の参戦を即決した。

 海外制圧の前に、春は国内戦で再統一。リフレッシュ放牧後、レースを1回使って、天皇賞・春(4月30日、京都)に進む予定だ。橋口師は「今年も王道路線を歩みますよ。もちろん、海外遠征は夢でしたから。これからは、グランプリホースに恥じないレースをしていきたい」と王座防衛に全力を注ぐ決意だ。
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