10〜11年度第18回SEITOPOG                       第1位 神坂 33,490点、 第2位 日野原 31,790点、 第3位 内山 29,940点

2005/11/22

ロブロイ覚悟G118勝の外国馬不気味  

6頭合わせてG118勝、豪華メンバーになった今年の外国馬。中心的存在は昨年の凱旋門賞馬バゴだが、侮れないのがウィジャボード。昨年、欧米3カ国でG13勝を挙げ、英国年度代表馬に選ばれた。ゼンノロブロイを管理する藤沢和師が“気になる外国馬は?”と問われ、真っ先に名前を挙げたほどだ。

 昨年の英オークスで7馬身差の圧勝。続く愛オークスも優勝し、3歳牝馬ながら果敢に凱旋門賞に挑戦。勝ったバゴから1馬身半差3着と、実力が欧州トップレベルであることを強烈に印象づけた。圧巻だったのが初の米国遠征となったBCフィリー&メアターフ。欧州での活躍が評価され、当日は単勝1・9倍の断然人気に支持された。その期待に応えるように中団から鮮やかな差し切り勝ちを決め、米競馬ファンの度肝を抜いた。

 4歳となった今年は初戦のG1プリンスオブウェールズSで7着に敗れたものの、次戦のG3をあっさり制覇。連覇をかけて臨んだ10月のBCは惜しくも2着に敗れたが、力の衰えは見られない。レーティングは116と出走外国馬中最低だが、これは対象レースが牝馬限定戦のためで数値上ほどの能力差はない。加えて、日本の高速馬場への適応力もありそう。英オークスの勝ちタイムは2分35秒4。同レースは2分38秒台での決着がほとんどで、歴代の優勝馬と比べても優秀な時計だ。高速馬場に対し、外国馬の各陣営が「気にしていない」「分からない」とコメントする中、ウィジャボードのトレヴァージョーンズ攻馬手だけが「2分22秒台を目指す」と超強気なのも頼もしい限りだ。

 今年の国内G1は牝馬が大暴れ。日本の総大将ゼンノロブロイも宝塚記念でスイープトウショウ、天皇賞・秋でヘヴンリーロマンスといずれも牝馬に先着を許している。英国の女刺客がアッと言わせるシーンも十分にありそうだ。
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2005/11/22

バゴ 実績けた外れ  

昨年の凱旋門賞を快勝。ここまでG15勝の実績は、今回の遠征組の中では最上位だ。JRAが発表したプレレーティングでは“124”。出走予定馬の中でも最高の数値(2番目ゼンノロブロイ=121)だ。
 しかし、不安がないわけでもない。今年に入ってからは初戦のG1・ガネー賞を勝ったのみ。その後は前走のブリーダーズCターフ4着をはじめ、G1の舞台で大崩れはしてないが、なかなか勝ち切れない。しかも、8勝のうち、すべてがフランス国内で挙げたものだ。さらには、これまで5頭の凱旋門賞馬がやってきたが、96年のエリシオ(1番人気)の3着が最高と、日本の硬い馬場への適性も…。
 ところがドゥネクル攻馬手は少しも意に介さない。「硬めの馬場は得意だし、日本の芝コースへの適性は何の問題もない」と一笑に付した。
 東京競馬場へは22日に移動。いよいよ本場のG1ホースがベールを脱ぐ。
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2005/11/22

デュランダル引退、種牡馬入り  

20日のマイルCS(GI)で圧倒的1番人気(単勝150円)に推されながら8着に敗れ、史上初の同一GI・3連覇を逃したデュランダル(牡6、栗東・坂口正大厩舎)が引退し、種牡馬入りすることが決まった。マイルCSのレース結果や、年齢などを踏まえて決定されたもので、近日中にJRA登録が抹消される。繋養先などについては未定。

 デュランダルは、父サンデーサイレンス、母サワヤカプリンセス(その父ノーザンテースト)という血統。半兄に99年中日スポーツ賞4歳S(GIII)を制したサイキョウサンデーがいる。01年12月のデビュー戦で初勝利。02年8月の2戦目は2着に敗れたが、続く筑紫特別(500万下)、ムーンライトH(1000万下)、白秋S(準OP)と3連勝を飾り、マイルCS(GI)にも挑戦(10着)。03年初戦のニューイヤーS(OP)で5勝目を挙げ、中山記念(GII)こそ9着に敗れたものの、半年後のセントウルS(GIII)では猛然と追い込み3着に好走。2度目のスプリンターズS(GI)では、内から抜け出したビリーヴを鋭い末脚で外から交わし、サンデーサイレンス×ノーザンテースト配合では初となるGI制覇を成し遂げた。続くマイルCS(GI)でも優勝し、97年タイキシャトル以来史上2頭目の秋短距離GI連勝を達成、その年のJRA最優秀短距離馬に輝いた。

 04年は、初戦の高松宮記念(GI)2着後、右前脚に裂蹄を発症して休養入りしたが、復帰戦のスプリンターズSで不良馬場ながら追い込み、カルストンライトオの2着。マイルCSでは再び強烈な末脚で連覇を達成した。暮れの香港マイル(香G1)は5着と敗れたが、2年連続となる最優秀短距離馬にも輝いた。今年は両前脚蹄炎症のため春は全休、10月のスプリンターズSは、直線で良く追い上げるも香港馬サイレントウィットネスの前に2着と惜敗。今月20日、3連覇を懸けて出走したマイルCS(8着)が最後のレースとなった。通算成績18戦8勝(GI・3勝、海外1戦0勝)。馬名「Durandal」とは、中世ヨーロッパにおける伝説の聖剣の名前で、その名に恥じない鋭い切れ味で多くのファンを魅了した。
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