10〜11年度第18回SEITOPOG                       第1位 神坂 33,490点、 第2位 日野原 31,790点、 第3位 内山 29,940点

2005/6/25

スティル好調キープ あとは気持ち〜宝塚記念  

3冠牝馬スティルインラブは坂路で4F51秒0をマーク。動きの良さは相変わらずだ。「いっぱいにはやっていないし、体調は変わらずいい。もっといい成績で走っておかしくない」と手綱を取った幸は笑顔を見せた。なぜ結果が出ないのか。原因は分かっている。「道中引っ掛かり気味の分、最後は伸び切れない。どうしても力んでしまう…」。

 調教でも耳を絞って反抗する面を見せるようになった。高ぶる気持ちをいかに抑えるか。答えらしきものは前走でかすかに見えた。金鯱賞6着。直線は鋭い伸び脚を見せた。「じっくり行った分、しまいまでやめなかった。今年はそういう競馬をしようと思う。ここもじっくり構えて気楽に競馬をしたい」と幸。

 1週前は坂路で4F49秒4の1番時計。耳を絞る面もマシになってきた。少しずつ歯車はかみ合ってきている。「何度も言うように、この馬は気持ちの問題」と松元省師はいつもの言葉を繰り返した。
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2005/6/25

ハーツ好時計 2強負かすぞ〜宝塚記念  

「第46回宝塚記念」の枠順が23日に確定した。栗東トレセンで行われた木曜追いではハーツクライが坂路50秒1の好時計をマーク。自慢の末脚に磨きをかけている。宝塚記念の馬券は25日から全国のウインズ、競馬場で発売される。 【宝塚記念  調教タイム】

 2強をまとめて負かすとしたら…最後方待機ハーツクライ、この馬しかいないだろう。橋口師も「スパッと来るシーンも考えられる。それだけ体調はいいんだ」と自信満々に送り出す。最終追いの動きを見れば、それも納得だ。

 脚さばきも軽く一気に坂を駆け上がると、しまいも力強い伸び。4F50秒1は直前の追い切りとしては自己最速。しかも、開門直後ではなく、馬場が荒れ気味の時間帯(午前5時40分)に出したところに価値がある。ラップタイムを並べると13秒2、12秒6、12秒3、12秒0。1Fごとに徐々に速くなっていく理想の形を描いていた。

 調教を担当する鎌田助手も「51秒ぐらいかなと思っていた。朝一番にやっていれば49秒台になっていたな。それも目いっぱいじゃない。無理せずに行って肩ムチを入れ、首を軽く押しただけ。もともと調教は動いていたけど、(有馬記念後に)休ませて本当に良くなった」と好感触だ。

 昨秋は菊花賞7着(馬体重492キロ)→ジャパンC10着(480キロ)→有馬記念9着(472キロ)。関東に遠征した2戦で馬体を大きく減らし、精彩を欠いた。しかし、関西圏で戦った今季は2戦とも490キロ台の好馬体をキープ。大阪杯(2着)で復活を印象づける末脚を発揮した。「昨年はチャカチャカしていたが、今はゆったり、どっしり。フットワークも重みが加わった感じ。脚のかきこむ力が強くなった」と鎌田助手は評価する。

 昨年のダービー2着馬。当時、手綱を取っていた横山典とは、これで4戦連続のコンビになる。「追い込みといえば(横山)典やね。彼が乗ってこそのハーツクライ」と橋口師も絶大な信頼を置く。最後方で脚をタメたここ3戦の上がり3Fはいずれも34秒台前半。強力な先行型がそろい、前で激しくやり合えば…目の覚めるような大外強襲劇がある。
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2005/6/25

GT展望  

■トウショウボーイ→テンポイント、メジロライアン→メジロマックイーン、グラスワンダー→スペシャルウィーク、メイショウドトウ→テイエムオペラオー…。過去30年を振り返ると、1番人気と2番人気の組み合わせで決まったことが9回もある。連対馬60頭中、3番人気以内が約3/4の44頭。宝塚記念は本命決着の多いとして知られている。今年は春の天皇賞に出走しなかった古馬二強の対決ムードで、どうやら“真の頂上決戦”。暮れの有馬記念の再現になれば、穴党は3着を工夫するしかない。

■タップダンスシチーは実年齢が満8歳3ヵ月。旧表記なら“9歳馬”となるベテランである。晩成型としても遅咲きで、5歳で条件クラスを卒業して重賞初V、6歳で初優勝(ジャパンC=9馬身差圧勝)。7歳の昨年は、宝塚記念を制し、有馬記念2着。衰えを見せるどころか円熟の境地に達した感さえある。今年初戦は昨年同様に金鯱賞。まったく危なげなく押し切り、健在ぶりをアピールしている。昨年の2〜4着馬と一長一短の4歳勢が相手なら、今回も首位争いを演じると考える方が自然だろう。

■ただし、前回と状況が大きく違う点がある。昨年の年度代表馬に輝いたゼンノロブロイ。昨秋3連覇は記憶に新しく、有馬記念ではタップダンスシチーに快勝して主役交代を印象づけた。実際、芝2000M〜2500Mなら現時点では日本最強と評価していいだろう。本来なら不動の本命馬。それが“二強対決”になったのは、ローテーションに問題があるからだ。宝塚記念で3ヵ月以上の休養馬となると、89年2着のフレッシュボイス以降は3着すらなく、一昨年はあのシンボリクリスエスが5着。単に半年ぶりというのも不利だが、休み明けでウインジェネラーレ、ナリタセンチュリーといった“非級”に不覚を取った自身の過去が気になる。もちろん、今回は前哨戦ではなく。万全の仕上げで臨むと思われるだけに同列には扱えず、ここで4連勝を飾っても何ら不思議はないものの、当日の気配は入念にチェックしたい。

■割って入る馬がいるがどうか。昨年の2着馬・シルクフェイマスは前走の金鯱賞で差し返して3着。何とか格好はつけた形だが、前々走の天皇賞では折り合いを欠いて大敗。加えて良馬場でないと力が半減する弱点も抱える。それでも、有馬記念で3着と健闘したように、無理なく走ると強い相手にも食い下がる根性が魅力。勝ち切るまではともかく、2着争いに加わる資格は十分にある。

■リンカーンは成績だけ見ると伸び悩み。相変わらず気性も難しい。とはいえ、一昨年の菊花賞と有馬記念でともに2着の実力馬。昨年の阪神大賞典でザッツザプレンティ以下を抑えて勝っているように、当地の芝とも相性がいい。実力をフルに発揮できる流れになれば、一変していい馬である。

■阪神適性ならサンライズペガサスは互角以上。長期休養を2回叩いた後の大阪杯(阪神芝2000M)では、確かな差し脚を見せて勝っている。距離が長かった前走の天皇賞は度外視。二強相手に力勝負では及ばないが、混戦の2〜3着にマークしておきたい馬だ。

■天皇賞で14番人気2着のビッグゴールドは7歳にして本格化。2〜3走前の連勝は相手と展開に恵まれたもので、正直では足りないと感じたが、四角先頭で上がり34秒9の2着はフロックとはいえない内容だった。阪神も距離も問題はなく、コスモバルクとタップダンスシチーを行かせて3番手追走でも大丈夫。大一番の疲れさえ残っていなければ再度好走していい。

■4歳ハーツクライは展開しだいの追い込み馬だが、馬体が元に戻って切れ味は復活している。今回が叩き3戦目。5〜6歳各馬より上昇度で上回る可能性があり、無欲の差しで連下に狙える。天皇賞で4着と善戦したトウショウナイトは力をつけているが、この距離で差し比べになると少し見劣る。紛れる要素が増えるぶん、馬場が渋って時計がかかった際の穴馬と考えたい。

■サイレントディールの前走敗因はレース中の落鉄だが、芝だと元来が善戦までの馬。いかに鞍上が岩田でも、過剰な期待はできない。ヴィータローザに関しても同様。では少し力不足だ。ボーンキングの前走(エプソムC5着)は3年ぶりにしては善戦でも、ここで通用するほどの復活劇ではなかった。入着まで。

■武豊アドマイヤグルーヴは金鯱賞の内容不満。これはスティルインラブにもいえることだが、3歳時からの成長が物足りない。牡馬相手のでは両馬とも押さえまでだろう。

■牝馬ならスイープトウショウに魅力を感じるが、中2週で再度。もともと安定して走るタイプではなく、あの差し脚を2度続けて繰り出せるかどうか。あくまで混戦の際の伏兵。

■今回のコスモバルクは気楽な立場。一時の勢いはなくなったとはいえ、〜なら楽に勝てる力もある。とはいえ、強豪タップダンスシチーがいては最後までマイペースの先行は考えにくく、香港から帰国後で体調面も気になる。これが連に絡むとすれば、タップダンスシチーが何らかの理由で失速した時か、完全に前残りの競馬になった際だろう。
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