10〜11年度第18回SEITOPOG                       第1位 神坂 33,490点、 第2位 日野原 31,790点、 第3位 内山 29,940点

2005/6/17

ゼンノロブロイ 王者の走りだ  

昨年の年度代表馬ゼンノロブロイが「宝塚記念・G1」(6月26日・阪神)1週前追い切りで早くも復帰戦への態勢を整えた。芝コースの3頭併せで実戦並みの好タイム。有馬記念以来、半年以上のブランクは豊富な調教量でカバーできそうだ。有馬記念のリベンジに燃えるのは、タップダンスシチー。金鯱賞制覇から向かうローテーションは昨年同様の“勝利の方程式”だ。攻め快走で、8歳馬の常識を覆すVへ、また一歩近づいた。
 闘争心も躍動感も取り戻した。美浦の芝コースに出たゼンノロブロイは、ストームファング(4歳500万下)とバントライン(5歳500万下)を追いかけた。2馬身ほどの差を4角で外から詰めると、並んだままフィニッシュ。黒く、しなやかな馬体は、週を追うごとに研ぎ澄まされてきた。5F61秒2―12秒5。タイムも王者のそれだ。
 「だいぶ目覚めてきた。先週ケント(デザーモ)にしっかりやられたからね。それまではとぼけた感じもあったけど、まじめに走るようになった」。騎乗した鹿戸はそう評価した。
 昨秋は独壇場だった。天皇賞で初のG1制覇を達成すると、その勢いでJC、有馬記念も奪取。00年のテイエムオペラオーに続く史上2頭目の秋G13連勝を成し遂げた。特に有馬記念は2分29秒5(芝二千五百メートル)のスーパーレコード。最強馬の座を不動にした。
 力は抜けている。今回のカギは久々の仕上がりだけだ。この時季は気温、湿度ともに高く、調教量をあまり増やすと疲れが残る可能性もある。微妙なサジ加減が要求されるが、5月13日から強弱10本以上の時計をマーク。実に濃密な時を過ごしている。
 「実戦を使っていないことは意識してやっている。涼しいのもあっていい感じに仕上がっているね。だがこれからまた暑くなるだろうし、来週は輸送もある。もうそんなに速い時計は出さなくていいでしょう」と藤沢和師はうなずいた。
 妥協も誤算もない。「今年はさらに注目されるだろうし、期待している」。仁川から英国に続く道を、この夏は走り抜く。
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2005/6/17

タップダンスシチー 抜群ラスト  

「宝塚記念・G1」(6月26日・阪神)1週前追い切り。いつものように坂路で脚ならしをしたあと、CWで1週前の調整をしたタップダンスシチー。スムーズにギアチェンジすると、追われてからの反応も鋭く、抜群の動きだ。時計も6F78秒3―64秒5―51秒5―38秒2―11秒8と上々だったが、またがった堀助手は苦笑いで馬上から下りた。
 「イライラして機嫌が悪くなったから、テンに少し掛かった」。ハロー掛けの時間が合わずに坂路入りするまで20分ほど待たされたことが、その要因だという。それでも「掛かった分どうかなと思ったけど、予想以上に伸びた」と手綱越しに伝わった上質の性能に、十分な感触を得たようだ。
 見届けた佐々木晶師も「気合乗り、息遣いともにいい。太い時は3F過ぎあたりで手前を変えるが、今日は直線で変えていたから」と終始、笑顔だ。
 8歳までその成長を見てきただけあって、好不調時の違いを細部にわたり、把握している。有馬記念↓休養↓金鯱賞↓宝塚記念のローテーションは昨年と全く同じ。「昨年よりもいいぐらい。今年がピークじゃないかな」とトレーナーも上昇カーブを描く8歳馬に驚きを隠せない。昨年の有馬記念のリベンジを果たす時が刻一刻と近づいてきた。
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2005/6/17

2冠馬シーチャリオット骨折していた  

東京ダービーで2冠に輝いた地方の雄シーチャリオット(牡3、船橋・川島)が、左トウ骨遠位端をはく離骨折していたことが16日分かった。レース翌日の9日、左前脚の歩様に異常が認められたため、10日にエックス線検査を受け、骨折が判明した。すでに14日に中央競馬の施設で骨片(約1センチ)の摘出手術を受けており、現在は船橋競馬場の自厩舎で静養している。全治には4カ月ほど要する見込みで、3冠のかかった7月13日大井のジャパンダートダービーへの出走は不可能となった。
 同馬はここまで7戦6勝の成績。羽田盃、東京ダービーでは、ともに80%を超える単勝支持率に応えて楽勝。名手・内田博騎手に初のダービー制覇をプレゼントするとともに、ここ10年で「最強のダービー馬」の呼び声も上がった。順調ならJDダービーでカネヒキリ(ダート4戦4勝)などJRAの強豪を迎え撃つ予定だった。
 川島正行師「東京ダービーの競走中に骨折したと思うが、レース直後は熱や腫れもなく、気が付かなかった。手術はうまくいったので、今後は放牧に出さず自厩舎で休ませる予定。3冠がついえてしまったのは残念だ。今後のローテは馬主さんとも相談しながら、あくまで馬中心で考えていきたい」。
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2005/6/15

背水バルク異例の猛時計61秒2/宝塚記念  

26日の宝塚記念(G1、芝2200メートル=阪神)に出走するコスモバルク(牡4、北海道・田部)が14日、1週前追い切りを行った。地元お披露目も兼ね、ホッカイドウ競馬開催中の札幌競馬場で、550人の観衆の前で実施。調整先の北海道新冠町ビッグレッドファームから往復260キロの移動をこなしながら、5ハロン61秒2(いっぱい)の猛時計を出した。近走では見られなかった異例のハード調教をこなし、復活へかける。
 タフなバルクにしては、異例の光景だった。道営馬のマイネルゲベート(牡4)を追い掛け、直線で馬体を外に併せようとしたが、並べない。それどころか、手応えでも見劣った。余力残しの相手に対し、千葉津代士騎手(40)が激しく追い、ゴール直前で何とか併入に持ち込んだ。
 日経賞、香港戦とコンビを組んでいる千葉騎手は「少し重い感じがした」と素直に話した。ただ、すごさは時計が正直に物語っていた。6ハロン標で6馬身追い掛け、5ハロンからの1ハロンを12秒7、半マイルからの400メートルでは11秒7−11秒6と、芝並みのスピードで飛ばした。岡田繁幸オーナー代行(55)は「苦しくても、追い掛けて抜くんだという気持ちを馬に持たせたかった」と評価した。
 この日、午前5時にビッグレッドファームを出発し、8時に札幌競馬場入りした。9時45分からの追い切りを終え、11時半には牧場に向け競馬場をたった。往復260キロの移動。バルクが音を上げるほどの異例の内容の裏には、有馬記念(11着)、香港チャンピオンズマイル(10着)での敗戦の教訓がある。「ともに1週前、レース週とも追い切りが単走や、軽くなったりし、苦しいところを経験できなかった。香港での追い切りは、コース上の三角コーンを気にして物見をしたりもしたしね」と岡田氏は言う。
 作戦も明かした。ゼンノロブロイ、タップダンスシチーの強さを認めながら、岡田氏は「最初の200メートルでタップが行かなければ、バルクを行かせる。タップが行けば2番手から」。作戦明言の裏も「タップ陣営がこちらの作戦を知って、正攻法で行ってくれるのがいい。逃げてタップに早めに来られると、ロブロイも早めに上がってくるはずで厳しくなるからね」と隠さなかった。
 今後は16か17日に北海道をたち、17か18日に栗東に到着し、21日に最終追い切りをかける。「夏には適当なレースもない。ここで負けると、バルクの強さが忘れられる。背水の陣です」と岡田氏。ハードトレ、作戦公開、レースに向けての異例の過程は、バルク復活の道になる。
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2005/6/15

バルク見たさ、札幌競馬場開門前に行列  

コスモバルクの1週前追い切りが行われた札幌競馬場は14日、開門を通常より30分早い午前9時30分に設定し対応した。開門前から約200人のファンが列をなし、先着550人に配布されたバルクのオリジナルTシャツや携帯ストラップなどが当たるプレゼント引換券は10時前に品切れとなる人気ぶり。総入場は2080人で、入場の少ない通常の火曜日開催時を300〜600人上回り、バルク人気の高さを裏付けた。
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2005/6/13

(競馬じゃないけど…)清原ヘルメット秘話  

西武時代のものと思われていた巨人・清原のヘルメットに衝撃的かつ、信じられない歴史があることが明らかになった。

 打率1割台に低迷していた清原は、12日の西武戦(東京ドーム)で、2本の3ランを含む7打点と大暴れ。4月23日以来となる最下位脱出の立役者となった。

 清原は、「(西武は)自分を育ててくれたチームですから。また、西武戦でキッカケをもらった。この3連戦はターニングポイントになると思います」と復調へ手応え。と同時に、改めて清原の西武への思いが強いことを知らしめる結果となった。

 5月11日のオリックス戦で山口から頭部死球を受けた際、ヘルメットの塗装がはがれ落ち、いまだに西武時代のものを使用していたことが判明した。これは西武入団時に自分に合ったものがなく、用具係が倉庫から探し出してきたものがジャストフィット。それが元西武選手の野村克也氏のものだったことはよく知られている。清原は頭部死球後も補修して使用しているが、このヘルメットには、まださかのぼれる、とてつもない歴史があった。

 60センチを超える頭の持ち主だった野村氏は、当時の日本製では合うものはなかった。「昔のは鍋にひさしをつけたみたいで格好悪かった」と振り返る。そんな時、「日米野球でSFジャイアンツが来日して、ちょうどいいのがあった。用具係に“全日程が終わったらワシにくれ”と頼んだんや」と野村氏は明かした。

 この証言に基づいて本紙が調べると、確かに1970年3月25日に、南海は大阪球場でSFジャイアンツと対戦し9−0と快勝している。「黒に緑を塗って、またロッテの黒。そして西武の水色と塗り替えて使っとったんや」。少なくとも35年の歴史がある一品だという。

 しかも、話はこれだけでは終わらない。

 70年の日米野球では、清原が尊敬してやまないバリー・ボンズの実父ボビー・ボンズがSFジャイアンツの選手としてプレーしていた。さらに父ボンズは右打ちで、頭が大きかった。となると、野村氏が譲り受けたヘルメットは、父ボンズのものだった可能性が極めて高い。

 耳のピアス、バットはボンズのまね。その上、ヘルメットまでボンズ譲りとなれば、パワーが宿らないわけがない。
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2005/6/13

ニホンピロサートが主役だ  

プロキオンS・G3」(19日・阪神)阪神の開幕週を飾るのはダートの7F戦。好メンバーが顔をそろえたが、中心は昨年の覇者ニホンピロサートだ。前走は浦和で交流重賞を制したが、中間の気配も申し分なく、連覇に向けて不安はない。ただ、メイショウサライなど他馬も上昇ぶりが目立つ。激しい攻防になりそうだ。
 交流G3を制し、勢いに乗るニホンピロサートが主役を務める。前走の浦和・さきたま杯は勝負どころで外から差を詰めて、上がり3F37秒0で突き放す完勝だった。8日には小牧を背に追い切られたが、順調そのもの。昨年は2番人気に推され、3番手からの競馬で勝っている。当時以上の出来を感じさせる今年、連覇のチャンスは十分だ。
 オープン特別ながら好メンバーがそろった前走のサウジアラビアRCで、メイショウサライは後手を踏みながら豪快に差し切った。前残りの展開を考えれば、内容は高く評価できる。3歳時のアーリントンC(5着)以来の重賞。地力強化が著しい今なら、一気にVまで駆け上がっていい。
 石坂きゅう舎の2騎も、8日の坂路で絶好の動きを見せた。サイレンスボーイはアンタレスSで崩れているが、大外枠でハナに立つまでに脚を使わされた。今回と同じ舞台で行われた2走前のコーラルSが鮮やかな完封劇。スムーズなら巻き返せる。サンライズキングは差してきた前走内容が上々。レースぶりからも、明らかな上昇カーブがうかがえる。ここでも上位争いに加わってきそうだ。
 休み明けのアイルランド大統領賞こそ大敗したが、テイエムアクションも充実ぶりが目を引く。3走連続で上がり3Fは35秒台と、強烈な決め手を発揮。前走で距離も克服し、ここに向けての収穫は大だった。ゲートに不安を抱えるが、この相手でも差はない。
 久々を叩かれた前走、ブルーコンコルドは勝負根性を見せた。道中は追走に余裕がなかっただけに、1F延長はプラスになる。関東馬ではタイキバカラ。昨夏の盛岡・クラスターC以来とブランクがあったにもかかわらず、2着に逃げ粘った前走の中身は濃い。使われた上積みも見込める。
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