10〜11年度第18回SEITOPOG                       第1位 神坂 33,490点、 第2位 日野原 31,790点、 第3位 内山 29,940点

2005/5/26

インパクト ナリブー以来の社会現象  

追い切りの舞台となった栗東トレセンは早朝から異様な雰囲気に包まれていた。テレビカメラ9台、報道陣の数は80人を軽く超えている。

 報道クルーの取材証には「北海道」「福島」「石川」など普段のトレセンでは見かけない地名、社名が並んだ。すべてはディープインパクトがお目当て。そしてNHKのクルーも姿を見せた。28日の「サタデースポーツ」内のトピックスとして取り上げるという。

 JRA広報室や他の放送関係者によれば「レース前にニュース素材として1頭の馬を取り上げることは極めて珍しい。おそらくナリタブライアン以来だろう」とのこと。負け続けることで人気となった高知競馬のハルウララなどの特殊な例ではなく、純粋に強さだけをクローズアップして1頭の馬に迫るのは約10年ぶりの現象。

 それだけではない。競馬とは縁がないはずのメディアも動いていた。東京のFMラジオ局、J―WAVEの早朝番組「チャレンジ・スポーツ」内でインパクトの3冠挑戦を追いかける応援企画がスタート。「インパクトの強さはケタ違い。1人のアスリートを応援する気持ちで企画した」と森谷文晶プロデューサー。

 東京競馬場の各入場門前にはすでにファンが陣取りを始めている。ディープインパクトの存在は競馬の枠を超えた広がりをみせようとしている。
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2005/5/26

GT展望  

■先週のオークスは単勝150円のシーザリオがスローにはまってピンチに陥ったものの、上がり33秒3の豪脚で穴党の夢を粉砕した。「オークスでさえ本命。もっと堅そうなダービーは…」という世評通りの決着になるのだろうか。

■ディープインパクトの性能の高さを改めて説明する必要はあるまい。スタートを失敗して皐月賞は流れに乗り切れなかったが、それでも終わってみれば後続に2馬身半差の楽勝。4戦全勝の内容がそれぞれ非凡で、どうやら同世代には敵がいなくなった感がある。一連のレースぶりから見て、距離延長も初の左回りも、まず問題はないはずだ。

■競馬に絶対はない。実際、ダービーでも36年前に1番人気のタカツバキがスタート直後に落馬している。とはいえ、ダービーで単勝支持率40%以上の1番人気馬は過去50年で〔7・2・1・2〕。近年の無敗のダービー馬であるトウカイテイオー、ミホノブルボン、フサイチコンコルドと比べても、何ら見劣るところはない。“シンザン、ルドルフ級”かどうかはともかく、よほどのアクシデントがない限り無傷の二冠達成となりそうだ。

■問題は相手。ディープインパクトと未対戦で、今回と同じコースで重賞勝ちがあり、2歳時からレベルの高さ(札幌2歳S2着)を示していたのはダンツキッチョウ。前走の青葉賞がクビ差の勝利で少し物足りなかったが、好位からの安定したレース運びで5戦3勝2着2回。皐月賞で“破壊された”組に比べると新鮮味は感じる。ただし、アタマ勝負に徹してディープインパクトにあっさり交わされると、大きく着を落とす恐れはある。

■別路線組ではインティライミに注目している人もいるだろう。これまでの対戦メンバーがダンツキッチョウに比べると落ちるぶん能力の比較が難しいが、前々走の2500M戦は圧巻。阪神で上がり34秒5、ラスト1Fだけで後続を5馬身も突き放した。相手強化の前走・京都新聞杯は粘り強い末脚で着差以上の完勝。東京で持ち味がさらに生かせそうだし、充実ぶりは目立っている。もつれた際の連下争いに加わる可能性十分。

■さて皐月賞組。結果的に“死んだふり”から2着に突っ込んだのはシックスセンスだった。2歳時から中距離に重点を置いた使われ方。2400Mはこなせそうで、ここに来て力をつけているのも確かだが、また同じような流れになるかどうかは微妙。今度はコースも変わるだけに、2着の本線とは言い切れない。

■皐月賞で2番人気だったのはマイネルレコルト。こちらは早めに進出して栄冠を目指し、直線後続に交わされ結果4着だったが、中距離でも戦えることは証明した。朝日杯FSの覇者。ディープインパクトを意識しすぎず、もっと脚をためて直線勝負に持ち込む乗り方なら、2〜3着の最有力候補となる。

■3着だったアドマイヤジャパンも重賞で必ず見せ場を作ってきた馬。前々走の弥生賞でディープインパクトとクビ差の記録が光り、皐月賞も好位追走勢の中では唯一上位に食い込んでいる。主戦の横山典弘が騎乗停止で乗り替わりとなったが、圏内馬が回ってきた幸英明は気合が入っているはずだ。

■5着のアドマイヤフジは前走の京都新聞杯が余分という印象。しかも、インティライミには完敗を喫してしまった。堅実な反面、爆発力は今一歩。他馬に誤算がないと馬券絡みまでは難しい。

■ローテーションに関しては6着ペールギュントにも同じことが言える。こちらはのNHKマイルCで1番人気4着だった。ディープインパクトを除けば能力自体は互角でも、上積みは期待しにくい状況。2400M向きとも思えず、少し評価を下げた方がいいだろう。

■スプリングS馬のダンスインザモアは8着に終わった。好位からの競馬で失速したのは、流れの厳しさに対応できなかったため。力の差を認めざるをえない内容だったが、皐月賞当時より状態は上向いている。スプリングSのように思い切って脚を温存する形なら、それほど差はない。

■ダービーでは断然人気馬の相手が狂いやすい。シンボリルドルフ(単勝130円)→スズマッハ(20番人気)→フジノフウウン(7番人気)。ナリタブライアン(単勝120円)→エアダブリン(4番人気)→ヤシマソブリン(10番人気)。スペシャルウィーク(単勝200円)が勝った年は2着がボールドエンペラー(14番人気)で馬連万馬券だった。安勝のローゼンクロイツ、デザーモのブレーヴハート、末脚堅実ニシノドコマデモなど、まだ見限れない伏兵はいる。アタマが堅くてヒモ難解。こういう年は、理屈を超えた2〜3着を狙ってみる手もあることは覚えておきたい。
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2005/5/26

極上ダンツキッチョウいい感じ  

ディープインパクトの“1強”ムード漂う競馬の祭典「日本ダービー・G1」(29日・東京)。しかし戦う前から白旗を揚げるわけにはいかない。ディープと未対戦のダンツキッチョウは、坂路で1F追われて鋭い動き。怪物にひと泡吹かそうともくろんでいる。また京都新聞杯を勝って勢いづいたインティライミも、怪物とは未対戦。父(スペシャルウィーク)に続く勝利を狙っている。
 誰もが認めるディープインパクトの強さ。それはダンツキッチョウとのコンビで大一番に臨む藤田も否定しない。「ホント強いよ、あの馬は」。しかし戦う前から白旗を揚げる気などない。弱冠24歳でフサイチコンコルドを栄光へと導いたダービージョッキーは、今年の相棒の能力に心底ホレているからだ。
 追い切りは栗東坂路。テンはゆったり入った。鮮やかなピンク色のメンコと前肢のバンテージがリズミカルに揺れる。鞍上からの指示を待っていたキッチョウが素早く反応したのは残り1F地点。GOサインとともにグッとハミを取り、しっかり伸びた。4F53秒5、ラスト1Fは12秒2という鋭さ。「いい感じでした」。主戦の言葉に山内師も安どの表情を見せる。
 昨夏から藤田は“そのとき”を思い描いていた。「来年のダービーはこの馬で」。心身ともに幼く、取りこぼしたレースもあった。しかし前走の青葉賞は、スタートで後手を踏みながらの勝利。「オレが足を引っ張ったのに、馬が勝たせてくれた」。パートナーの成長ぶりに頼もしさを感じている。
 山内師は「並んだら抜かさせない勝負根性」をセールスポイントに挙げる。派手なレースで“魅せる”ディープとは対照的に、玄人好みで地味な印象のキッチョウ。しかし怪物を倒せるのは、こんな馬ではないか。「ディープ1頭立てじゃない!」。藤田の言葉が何とも不気味だ。
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2005/5/26

ダービーの出走馬と枠順決まる ディープは5番枠  

3歳馬の日本一を決める競馬の祭典、第72回日本ダービー(東京優駿、29日・東京競馬場、G1・芝2400メートル)の出走馬と枠順が26日、中央競馬会(JRA)から発表された。
 今年は昨年の混戦模様とは一転してディープインパクト1強ムードとなった。
 無敗の皐月賞馬は武豊騎手とのコンビで5番枠から2冠獲りを目指す。皐月賞2着のシックスセンスは15番枠、同4着で2歳王者マイネルレコルトが12番枠に入った。
 別路線組では青葉賞を快勝したダンツキッチョウが13番枠、京都新聞杯を制したインティライミは7番枠からディープインパクトに挑む。
 馬券は27日から前々日発売される。
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2005/5/24

インティライミ“最終兵器”だ〜ダービー  

打倒ディープだ!!強力タッグが攻めまくる。「第72回日本ダービー」(29日)はディープインパクトを倒す馬がいるのか…が焦点。東上最終便の京都新聞杯を快勝したインティライミ陣営の鼻息が荒い。佐藤哲三騎手(34)、佐々木晶三調教師(49)といえば、タップダンスシチーでおなじみの名コンビ。同師は「1着獲り」を堂々と宣言!!父スペシャルウィークに続く、親子2代ダービー制覇の予感が高まっている。

 もし、ディープインパクトの牙城を崩す馬がいるとしたら…。皐月賞で粉砕された既成勢力より未対戦組に視線が集まるのは当然。中でも、ダービー馬の父スペシャルウィークの血を譲り受けたインティライミの京都新聞杯(1着)は着差以上に鮮烈だった。最後方から大外をひとまくり。ゴール前で内からコメディアデラルテが迫ると、闘志を再点火。鼻差でねじ伏せたところがゴール板だった。

 手綱を取った佐藤哲は確かな感触を再確認するように述懐する。

「ディープインパクトを負かそうと思ったら、あの馬よりも前でレースするしかない。だから前走はある程度、前に行こうと思っていた。ただ、結果的にスタートが良くなかったのであの位置から。残り1Fで1頭で抜け出す形になってソラを使った分、2着馬に迫られたが…。楽勝できる手応えだった。本番が直線の長い東京コースということを考えれば、差す競馬もできたことは収穫だった」

「ディープの強さは新馬戦(2着コンゴウリキシオーに騎乗)でも肌で実感している。本当に強い。でもダービーに乗る以上は勝ちを意識して乗りたい。守る立場でもないし、攻めのレースを…」と佐藤哲は誓った。まだスタートに難を残すなど、粗削りといえば粗削り。その分、大きな可能性も秘めている。タップダンスシチーでもおなじみの名コンビが、どんな逆転ドラマを紡いでくれるのだろうか。
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2005/5/24

キッチョウ魅力いっぱい/ダービー  

青葉賞を制したダンツキッチョウは、厩舎で静養した。カイバをつけにきた榊原丈厩務員は「前走後は順調な調整。間隔があいていた前走よりも調整はしやすい。青葉賞で仕上がっていただけに、状態面での大きな上積みはないがキープできている」と納得の表情。ディープインパクトと戦っておらず、未知の魅力たっぷりだ。
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2005/5/24

ジャパン幸でダービー  

ダービーでアドマイヤジャパンに代打騎乗するのは幸英明騎手(29)と決まった。同馬の主戦・横山典弘騎手(37)が22日の東京9Rで2位入線も走行妨害で7着降着。28日から6月5日まで開催日4日間の騎乗停止処分を受けたことから乗り代わりとなった。松田博師が23日朝、幸騎手に打診して快諾を得た。24日、同騎手が調教に騎乗して感触を確認する。ダービーは過去3度騎乗し01年7着(ダービーレグノ)が最高だが、03年スティルインラブで牝馬3冠制覇などクラシック舞台に強く、手綱さばきが注目される。

 また、シルクトゥルーパーは松岡正海騎手(20)と新コンビを組む。デビュー3年目の今年、すでに16勝を挙げるなどの活躍が評価されての抜てき。ダービーは初騎乗となる。

 ▼松田博師の話 (幸には)あす(24日)アドマイヤジャパンの感触を確かめてもらえるよう調整中。追い切りに乗る必要はないだろう。乗り難しいところはない馬だよ。
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