2006/10/7
10月は中置きのお手前が主です。
風炉のなごり月説よりも、本来は茶壺の御茶が残り少なくなり
寂しいという事で、少しわびしいお道具組を心がけるそうです。
また段々と秋が深まり冬に近づいて寒くなるので、
火元がお客様に近づくようの配慮でもある。うーん奥深い。
本日のお稽古は、五行棚を使って中置き薄茶手前です。
わびたお道具ばかりでは、つまらないので
細めの水指やお茶碗は少し華やかな秋草絵付きでした。
棚物の柄杓の飾り方は、いろいろありますが、
今回は左縦に柄杓、蓋置、棗となる仕舞い方でした。
板ものも大板、中板、小板といろいろありますが
棚を外して、大板の常据手前も続けてお稽古。
こちらも柄杓と蓋置の飾り方が右縦になる変化あるしまい。

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