結局昨夜の送別会も痛飲した。二次会で鎖ヌンチャクを披露したところ大受けで、ご本人が所望したいと云うので進呈させて頂くこととした。本日、改めて競技用のウレタンヌンチャクを進呈したが、ご子息とお二人で振り回して頂ければ幸いだ。
昨夜は混戦状態で静かに話すことが叶わなかったので、再度この場で詩をお贈りすることとしたい。私の好きな酒仙・李白の詩だ。
黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る
故人 西のかた黄鶴楼を辞し
烟花三月 揚州に下る
孤帆の遠影 碧空に尽き
唯だ見る 長江の天際に流るるを
李白
人が出会い、去り、大地も悠久の中で変転を重ねる。しかし、人として生まれたからには日々雑踏の喧しさの中で足を踏ん張って行かねばならない。そうして、少しの憂さを晴らすために酒精があるのだ。

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