中央支部の稽古の最初に摺り足と捌きの練習としてスラロームのサーキットを行っている。基本移動と組合しての練習だ。
最終が互いが摺り足でてんでバラバラな方向に動き、互いに捌きあう形になる。量子力学の粒子運動のイメージだ(笑)。
これは実際、効果が出て来て、皆、寄り足と引き足が上達している。ミットへの打ち込み練習をするとそれは顕著だ。
習熟すると、錬り込んだ形の様々な部分が実際の動きの中で使えるようになる。楷書を草書や行書として使える。
生活習慣が変わり、摺り足など型の修練だけでは絶対量の稽古が不足する部分を補助運動でカヴァーする寸法だ。
先週、アレックス初段とマリオ特練員と三人で法型・太極・ピンアンを流し稽古したが、私は棒を振って行った。
毎日会館でも休憩中にたまに形で棒を振ったり、刀を振ったりしていたが、これは好きでやっていただけではない(笑)。
では、なぜか?(笑)。今日は最初に答えを出しておく(笑)。そこには、型の原風景のある側面が見えるからだ。
これは、空手を稽古して、なおかつ時間があれば武器術を・・・としつっこく言っている理由の一つでもある。
これも、やれば判るの一語に尽きる(笑)。

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