日曜日の本部武器講習会に東京の松本さんが見えた。この模様は館長ブログに詳しいので割愛させて頂くとして、とても懐かしい限りであった。皆で誘ったかいがあって?氏も居合の稽古に参加され剣士となられた。
居合は、無念無想の中にも内なる自分の声を聞くことができる武道だ。
松本さんの故郷の奈良と私の出身地が近いこともあって在札のおりは歴史や古武術などの話に花が咲いたことを思い出す。私のブログも見て頂いているとの由で、フーコーやポストモダニズムについて少々話すことが出来た。
もう少し時間があれば、一杯やりながら朝まで・・・といったところだ。氏も将来は札幌へ戻りたいとのことで、蝦夷新共和国樹立へ向けた力強いメンバーがまた一人増えたか(笑)。仲間は多い方が良い。而して、目標は少ない方が良い(笑)。
このとき、清心館の館旗の由来がフランス国旗にあることと、清心館宣言は独立宣言に倣って宗家が制定されたことをお話しすると松本さんは少し驚かれた様子。宗家は戦後のキャオスを武術・武道と新しい思想のコラボで模索された。
やはりその根幹は“一心清くして”と“感謝と和”である。
技術はそれに付随するもので、いわば心の“かたち”であろうか。
ただ、それを極めんとすることのいかに大変なことか(苦笑)。
清心館宣言にある“本館こそは日本民族の誇りとして”というくだりは政治的ナショナリズムを鼓舞するものではない。当時の混沌とした時代背景にあって、凛として生き抜く気概と誇りを持て、と云うことである。
清心会は、会の方針を支持し決まりごとを守って頂ければ老若男女、身体条件や経験、門地門閥、民族、国籍を問わずすべての人を受け入れる用意がある。
それは、国境の無い国、新しい心の国づくりだ(笑)。
写真は左が室木剣師、右が私。大会の組形演武の一コマ。
ニャハハハ!

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