先週から雪まつりモードに突入し時間が次第にタイトになってきた。このブログは日々随想と題してはいるのだが、随想すれどもUP無し・・・状態である(苦笑)。この分で行くとタイトルを‘週間随想’または‘旬間随想’に変更せざるをえない・・・か(笑)。
雪まつりブログ、日々随想、士心塾に空手、居合、手裏剣、サイ、棒、トンファ、ヌンチャクetc・・・。読みたい本も山積しているし5年ぶりに私家版“氷像守備隊奮戦機・続編”の執筆にも着手した(苦笑)。
今日の朝刊を読んでいたら面白い記事があった。もちろん毎日新聞だ(笑)。家庭・生活欄の“和をめでる” と云うシリーズで武術家・フランス近代(現代)思想の神戸女学院大教授・内田樹(うちだ・たつる)先生を取材したものである。
詳しくはキオスクで一部お買い上げ頂くとして(笑)、私が気に入ったフレーズをかいつまんで紹介しよう。先生は武術をやるために学者をしているとご自分のHPに書かれているが、合気道、丈道、居合道を修められ、学内外でも指導されている。
「自分と相手を八本の手足がある複合体と想定しこの怪物を統御する法則を知る」「無敵とは相手を倒すことではなく、相手がいないことである。即ち彼我は和して一つとなる所以」
「武道の現代的意味は弱肉強食の市場原理そのものを非定することにある」・・・。
記事のタイトルは“争わず優劣をつけず・・・”そして、こう言っている「子供達にもっと武道に親しんでほしい。武道教育の目的は礼儀正しくなるとか丈夫になるという親達が望む市場値を提供することではない」と。
先生は私も影響を受けた構造主義の論客で、論文や著書は多数。HPの合気道の多田先生との対談では多田先生の興味ある言葉があった。先生は対馬藩家老の家系で曽祖父から弓の手ほどきを受けたときの曽祖父の言葉だ。
「師に弓を習い始めたら、弓の本を読んではいけない。また、他人の批判はしてはいけない」・・・印象にのこる言葉ではある。
くわしくは今日の毎日新聞朝刊と内田教授のHPを!必ず新聞を買ってから、HPを見ることをお勧めする(笑)。私はこれから、とりあえず駐車場と階段の除雪で汗を流すとしよう。北国の冬場にしか味わう事の出来ない耐寒訓練ではある(笑)。
HP→
http://www.geocities.co.jp/Berkeley/3949/

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