本日、個人的な道場稽古納めに本部へ行った。
着替えを済ませ準備体操代わりに体の捌きと反転を繰り返す。
体が温まったところで型稽古の開始。セイリュウ、観空大、ナイファンチンを終えて国吉公相君に入るころ館長も参加。二人で国吉クーシャンクーとワンシュウの稽古に入る。ワンシュウの最後、弧拳・押手の部分は古流独特の雰囲気がある。
この弧拳は受けと云うより接近戦の攻撃技であることを館長から実地で教えて頂く。なるほど敵人と密着するほどの距離であれば視覚の外から摺り上げる弧拳は有効であることが判った。しかし、古流型は短いが体の反転が多く難しいものが多い。
その後一人でサイ、木刀、居合へと進む。先日設置された特大吊り巻藁を仮想標的に刀で切り返しの稽古をする。もちろん、刀身は巻藁に当たる寸前で止め、手の内の充実を養う。その後、木刀で仮当て程度の切り替えしを稽古。
最後に四方向への立ち技抜刀を繰り返していたのだが、後ろ足が滑り手首を切ってしまった(苦笑)。マットを点検すると・・・先日の納会で行ったジンギスカン鍋の油が付着しており、それを踏んだためのスリップだった・・・。
あぶらい(危ない?)ところだったが、刃が付いていたら手首ごと・・・さようならをするところではある(笑い)。シャレにならないが、まぁ、これは今年最後のの厄落とし・・・とでもしておこうか(笑い)。
社に戻り毎日会館道場の神棚にお鏡とお神酒を供え、今年一年の無事を報告、宗家の写真と誠の旗に礼式を取り施錠する・・・ああ、これで一年が終わった。森羅万象と天地人、道友に改めて感謝ではある。
年明けとは云わず、今夜からまた新たな独行道を歩むとするか。
日新たに、日々新たに、毎日を黎明と為す。

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