手裏剣・・・遂にはまってしまった(笑い)。
これは、面白い。面白と云っても遊具としてのそれではなく、武術として奥が深く趣がある面白さだ。いずれこうなる事は判ってはいたのだが・・・確信犯的にスタートしたのではある(苦笑)。
疋田宗師が来道の折り“手裏剣も修めなさい”と言われた。先日、住吉先生からも誘われ、さらに志心塾で白刃を使った遣り取りを開始したのを機に修行を始めることにしたのだ。先ずは剣を打つことからだ。
正直言うと暗器の類を修めるのは何か雰囲気的に後ろめいた感じがあった。しかし、手裏剣の生い立ちを知るにつれ“嗜み以上のもの”であると確信するに至った。結果、サイドアームを増やすこととなったのではある(苦笑)。
手裏剣は少し試みただけで、その扱いのみならす心持が抜刀・剣術や空手・体術と全く同じものであることが判った。振り下ろした剣先が千切れ飛ぶが即ち手裏剣、もちろん、拳は剣で拳も剣。
しかし、所かまわず振り回すのは憚られる。だが、自宅でも存分に打ちたい(笑い)。そこで、自室でコートを即席の的としてキャンプに使うプラスチックのペグを剣として練習することにした。
手裏剣を打つ、稽古をすると云うことは、当然、受ける・避ける稽古もしなくてはならない。専武実地研修として住吉先生にまたお手数をかけることになるか・・・。その節は宜しくお願い申し上げたく候(笑い)。
しかし、歳のせいか肘と肩が少々だるい感じではある(笑い)。

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