本日、本部で住吉先生と士心塾・第一回目・専武実地研修を行った。
礼式は正座・黙想・正面及び互いに礼。その後、仕手・甲と受け・乙に別れ、木刀の小太刀を使い体捌きの基本演練組形を実施。誠に有意義かつ楽しいひと時だった。
甲は小太刀右手中段、左手腰に構え、乙は自然体に構える。甲が気合とともに上段に振り被り乙の正面へ切り付け、中段まできり下す。これに対し乙は体を左(右)に開き甲の攻撃をかわしながら甲手元に付け入る。
続いて、甲は中段水月の突き、乙は同様に体左右に開いてこれをかわす。その後、獲物を居合刀、ラバーナイフ、本身の登山刀に変え、運足などを変えながら、切り付けと突きに対する基本の体捌きを一時間ほど稽古する。
後半の一時間は、ピンアン三段の応用。これで捌きと受けからの反撃を稽古。ナイフを使った自由乱捕稽古も行い、ここで実地のカンを養った。
やはり重要なのは初手の拍子と体の捌き・・・ではあった。いろいろ工夫しながら試みたが、少しの工夫で随分と違うものである。やはり、実地はとても大切だ。
住吉先生は刃物の扱いに熟練されており、私もあまり抵抗が無いので、本日は負傷も無く非常に愉快かつ真剣な専武実地ではあった。ただし、道場の外からこの様子を見た人は・・・(笑い)。
詳細は士心塾・専武釈義で掲載の予定でもある(それが本来の目的だった・・・苦笑)。
余談だが、今日はこの模様を館長に一足先にスクープ?されてしまった(笑い)。そう云えば研修中は足の痛みなど全然感じ無かった(笑い)。

0