土曜日はアベニール親子空手の指導補助に参加した。
レギュラーメンバーや体験希望者が充実してきたからで、この日の指導陣は館長、室木先生、私に三村支部長と豪華キャスト?のラインナップだ(笑い)。女性空手講座は三村支部長が担当し、アベニールはさながら本部研修会の様相ではある(笑い)。
略式の立礼の後、準備体操を終え基本稽古のスタート。四股突き、前屈前蹴り、裏拳、回し蹴り、手刀打ち、足刀蹴りへ進む。続いて防御基礎型へと進み水分を補給し、移動稽古の開始。前屈立ちでの移動、前屈下段払いから追い突きと追い蹴りを繰り返す。
終盤はミット打ちの練習だ。基本の前屈からの突きと蹴り、その後にファイティングポーズからのワン・ツー、キックとコンビネーションを繰り返す。この日もあっと言う間に定刻を過ぎてしまい、内輪立ち中段突き、整理運動と終礼にて終了。
全員が始めて一ヶ月以内なのだが良い出来栄えであったと思う。ビギナーの留意点としては、
常に顔を正面に向けること、
前屈立ちのカカトを浮かさぬこと、
前屈立ちの両足の間隔に余裕を持たせること、
移動の足捌きを扇に捌くこと、両の手を遊ばせないこと、
積極的に掛け声を発することなどであろうか。
そうして移動は腹と腰で動く心持が肝要だ。肩やウデでリードしてはいけない。これは、後々武器術を学ぶ時にも大いに役に立つ(笑い)。
特に、四股突き、前蹴り、手刀、裏拳と防御基礎型、基礎手型は練りこんで頂くと大きな財産となるる。型の八割はこの組み合わせで出来ているからだ。
注文が多すぎるとは思うが、総て大切なことではある。これから覚えることも多くなるので三ヶ月以内を目標に楽しみながらがんばって頂きたいと思う。皆、大丈夫だ!
終了後、館長と室木先生、私でお茶でも・・・と云う事になったのだが、あいにく土曜日の昼前でどこの喫茶店もクローズ。仕方なくコンビニで仕入れたカン・コーヒーで道路の縁石に腰掛けながらのご苦労さん会となった。
秋晴れに街路樹を揺らす風がとても爽やかであった。
嗚呼、人生、生涯一書生・・・ではある(笑い)。

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