合宿二日目は空腹で5時半に目が覚めた。
誰もいない温泉に飛び込み昨夜の酒精を抜く。しかし、夜の反省会は盛大だった(笑い)。盛り上がり過ぎて深夜からの記憶がおぼろげだ(苦笑)。あまり過ぎると夜の大師範≠ネどとありがたいニックネームを付けられそうだ(笑い)。
朝食まで時間があるので、父の居る実家へ行って二人で母の墓参を済ます。私が子供の頃、父の転勤で関西からこの町へ越してきた。その後、父はここに居を構え、今は悠々自適の一人暮らしである。以前も書いたが、母の眠る墓所の隣は天台宗の古寺があり、ここは子供の頃からの私のお気に入りの場所でもある。
宿舎へ戻り、朝飯を二膳ほど掻き込み会場へと向かう。本日は早来青少年婦人研修センター、ここは少年時代に剣術と空手を習った懐かしい場所だ。18歳の秋、当時の清心館札幌支部に在籍していた大久保館長と始めて会ったのもここでの合同練習の時だ。
二日目は前日の復習である。基本、型、組み手や分解などそれぞれに分かれて稽古する。一時間半ほどして稽古が終了し、次は演武会となる。今まで覚えた内容をグループごとに発表するが昇級・昇段希望者はこれが最終チェックとなるため、皆真剣だ。
演武会も無事終了、最後の締めとして井上師範の号令で参加者全員が四股突き100本。終了間際には額に汗が浮かぶ。終了後、館長より昇級・昇段者に新しい帯が授与され覚えた事を毎日少しで良いから復習するように≠ニ訓示を頂く。続いて高橋師範から二日間に渡る合宿の講評を頂き、二日間の研修会は盛会裏に無事終了した。
参加者の皆様、お疲れ様でした。師範、支部長、指導員の皆様、お世話になりました。そうして、ジュニア諸君、昇級・昇段おめでとう!秋の全北海道選手権大会でまた会おう!

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