ダンベルのシャフトを使い簡単に振れる鍛錬棒を作った。
居合刀や木製の鍛錬棒は長さがあるので四六時中ブンブン振り回すのはちと憚られる。そうなるとちょっとした時間に手持ち無沙汰となってしまうのだ。そんな時このアイアンシャフトは都合が良い。見た目にもなんとなくシェィプアップ&エクサス系に見え、まさか抜刀の鍛錬には見えないだろう(笑い)。
これもヒントがあった。以前、剣道日本(雑誌)で、高段者の方が自作の鉄棒を居合魂≠ニ名づけて書見などの合間に振っているとの記事からである。鉄扇でも良いのだがこれは買うと模擬刀より高くなるし、周囲の目もある・・・まさか、文鎮ですとは言えまい(苦笑)。手の内を修練するにはとても良い。
若い頃ウェイトトレーニングに凝った時期があり、その時ダンベルを購入した。埃をかぶっていたのだが、これで見事ダンナベル復活である。サプリにも凝ったが、これも今は止めている。理由は、ふたつとも自分の体に合わないことがわかったからだ。余分な筋肉はカロリー消費を招き、動きが遅くなるし栄養補助食品は腹が下るのだ。
神道自然流の小西大老は木登りが体の発達に大変良いと云われている。鉄棒や木登りは自分の体重を余すところなく利用できるし、相手も要らない、第一、安価である(笑い)。日常の動きの中で体力を養うことが一番良いことは判っているのだが、私の場合は仕事柄もっぱら歩くことぐらいだろうか。しかし、好みでいうと、除雪や農作業、巻き割りが好きである。

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