と云うわけで今回はビールの話題だ。ホップ・ステップ・ジャンプと云うスポーツ系の話題ではない。とにかくビールといえばサッポロ、サッポロといえば黒生・・・だが、サッポロにはこの他に数多くのビールがある。
JR苗穂駅の裏、サッポロビール北海道本部にはレンガ創りのサッポロビール園や洒落たレストラン、ビール博物館が併設されている。隣接して同社がサポートしているプロ野球・日本ハムファイターズの宿舎と練習場もある。ビール博物館は入場無料で、入り口にはスターホールという売店・試飲コーナーもありお土産を購入したりビールの飲み比べ(400円!)を楽しむことが出来きるのだ。
写真は件の飲み比べセット。種類の異なるビール3杯におつまみ(クラッカーかチーズのチョイス)がサービスで付いて、お値段はなんと400円。喫茶店なみの価格なので毎日取材に行きたいくらいだ(笑い)。欧州風のホール・カウンターで冷えたビールが並ぶトレイを受け取ると好みの席に陣取る。店内の創りは重厚でまるで本場ドイツにでも居るようだ。
まずは、開拓麦酒から頂く。サッポロビールの歴史と同じく重厚でしっかりとした味わいが特徴だ。富良野産ホップを使い創業当時の味を再現している。二番手はエビスの黒。香ばしい香りが特徴でまろやかな口当たりの黒ビールだ。これはファンも多いこと思う。トリは云わずと知れた国民的ビール、黒ラベル。これはもう説明するまでもないだろう。
実は先日上富良野のサッポーロビール・ホップ畑と大麦畑を見学した(仕事です!)。地元の契約栽培農場を4箇所見学し座学を受講、本物のホップ畑を初めて目の当たりにした。これには正直、感動である。生のホップも初めてかじってみたが(渋&苦!)貴重な体験であったと思う(文字通り・・・苦笑)。また、その日の夜は偶然にも狸小路のサッポロライオンに行く予定となっていたため、ついつい飲み過ぎてしまった。
スターホールでビールの飲み比べを楽しむ時にはジャケツトなどをはおり、一人静かに楽しむことをおすすめする。なぜか?そう、諸兄諸氏にはもう判ったことと思うが、やはり男は黙ってサッポロビール=E・・である。もちろん、女性も大歓迎。但し、でどちらも二十歳を過ぎてから。そうして、皆で盛り上がるにはお隣のサッポロビール園。空気の乾燥した北海道でジンギスカンと冷えたビールは最高ではある。

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