2007年7月13、17、18、19日の4日間の集中講義。
お茶の水美術専門学校の1年生の35人のみなさん、
私の「楽書」を選択してくれて、どうもありがとう!!
みなさんの自由な発想には、随分楽しませてもらいました。
ね!?書道って面白いものでしょう?
紙と筆と墨の3つがあれば、いつでもどこでもすぐ始められるアートなんです。
未来の芸術家の卵のみなさんの引き出しを一つ増やすお手伝いができたなら、
嬉しいです。頭のどこかすみっこに、私の言葉や文字のかけらが残っていてもらえたら
いいなあ。。。
アート書とデザイン書(コマーシャルカリグラフィー)の二本立ての講義を
しました。本来は1年間ぐらいかけてじっくり学ぶ内容を
4日間の計24時間に凝縮させたので、かなり駆け足だったと思います。
でも、そこはさすがデザイン感覚に優れている生徒さんたちです。
筆を持つのが小学校依頼にもかかわらず、飲み込みがよかったです。
特にアートとしての独創性。「風」の字が100枚ぐらい壁に並んだのは
圧巻でしたね。しかも一つとして同じものがない!!という。
筆文字は書いた人や書いた心理を表すのですから、100人100色です。
実に面白かったですねー。
単なる思いつきでデザインするのではなく、自分の哲学を持って書いている人も
いたりして。うーむ、そうか。。。と思わず腕組みして唸りましたよー。
更に21、22日は2、3年生全員に依る、作品のプレゼンテーション大会の
審査員という大役を仰せつかりました。
生徒も必死なら審査する先生たちも一生懸命です。生徒一人ひとりの熱い思いが
伝わってくるだけに、賞を選ぶというのはとても辛いことです。白熱した議論に
加わることができて感謝しております。
生徒どうしの協力や友情も垣間見えて、「ああ、学生時代って毎日が面白くって
発見で挑戦で可能性で、希望の光できらきらしていたよなあ。。。」と、
ふと胸の奥が熱くなってしまいましたよん。
お蔭様で、秋からは社会人向けの講座も持たせていただく話もありまして、
益々、はりきっております!
こういうすばらしい機会をくださった、御茶の水美術専門学校の先生がた、
私を紹介してくださった駒井先生、授業を受けてくれた生徒のみなさん、
他の教室からも遊びにきてくれた生徒のみなさん(可愛いとこ、あるじゃん!
サンキュー)、
プレゼン大会ですばらしい作品を見せてくれた生徒のみなさん、
本当に感謝でいっぱいです。
ありがとうございました!!
お茶の水美術専門学校のホームページはこちら。
http://www.ochabi.ac.jp/senmon/

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