また今年もツバメが帰ってきました。
10年以上、毎年ずっと帰ってきては、産卵をし、雛を育てて、夏の終わりに旅立ちます。
観察していると、いろいろおもしろい事がわかります。
まず、昨日帰ってきたのは偵察隊のようです。おそらく昨年の巣が異常なく使えるかどうかを確認するために先陣を切って戻ってくるようです。
いつもの事ですが、帰ってくると我が家の傍の電線に止まって「チュクチュク、チーチィー」と私の方を見て挨拶をしてきます。(勝手な想像かもしれませんが・・・)
そしていなくなったと思うと1日か2日して仲間を連れて数羽で帰ってくるのです。
いつも思う事は、いったい帰ってくるツバメはどのツバメなのだろうか、という事です。
昨年の親ツバメなのか、それとも生まれて育った子供なのか、さっぱりわからないので、それだけが残念ですが。
けれど、おもしろいのは周辺に一族が巣を作っているらしい様子なのです。
時にはかなりの数が群れていたりします。けれど、我が家の巣にははじめは2羽だけなのです。
帰ってくると昨年の巣の補修から仕事が始まります。どこからか土を嘴にくわえて持ち帰っては、
壊れかけた所を直していくのです。
さて、今年もまた楽しみが増えます。
楽しみばかりではなく、雛が育つ頃にはカラスの見張りもしないと悲惨な光景を目にすることにもなりますから
結構忙しくもあります。
写真はアミガサユリ、別名貝母という花です。放置しているので年々株が弱ってきてしまいました。


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