大勢が関わって一つの事を行うのはとても大変な事です。
今年のコンサ−トも(昨年もそうでしたが)いろいろ事情が変わって来たり、次々に問題が出てきます。それらを1つ1つクリア−しながらやっていくのですが、これが大変です。実に頭を悩ませてくれます。
まずはじめは「ヘンゼルとグレ−テル」の選曲でした。グリム童話という事と、全音その他の楽譜出版社から出ている楽譜がかわいい挿絵などが入っているカラフルな本が多く、当初それを見ながら内容の曲を検討してしまった事が大きな間違いでした。
何とこのオペラはモ−ツァルトのオペラなどより難しく、ワ−グナ−級のオペラなのだそうです。無知とは恐ろしい! しかも潜入観念から何とかなるだろう、と思い込んでしまったのでした。
それは強力な助っ人を学校のご好意で助力をお借りする事が出来、何とかクリア−。
次は参加予定者が諸事情で2人抜けてしまうことになりました。抜けるという事は取りも直さず参加費が少なくなる、という事なのです。
ただでさえぎりぎりの予算からちょっとした舞台装置を作ろう、としていた計画も危うくなり、結局プロジェクタ−を借りて、映像にすることにしました。
これから相応しい映像を著作権フリ−の画像から探し出すという画像探しのネット旅に時間を費やすはめになりました。
それでもこちらも強力な助っ人にプロジェクタ−の操作を特別にお願いすることができました。
本当に出演者以外の多くの方々にご迷惑をお掛けし、そのお力をお借りしての開催となります。
さて、今日は舞台で出演者が着るためのお揃いのスカ−トの生地を買いに行かねばなりません。これも助っ人の協力によるものです。
演奏する者の力だけでは大きな事が出来ない、という見本です。
あとは当日のお手伝いを探さねばなりません。
はてさて、次は何が持ち上がるのでしょうか。
気晴らしのラベンダ−の写真です。


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