お盆の伊豆は毎日暑く、写真を撮りに行く気にもなれずに過ごして来ましたが、そろそろ季節の写真を撮らなければならない頃となり、箱根に行ってきました。
丁度私の好きなシャガ−ルの展覧会の会期も残り半月ほどだったので先に絵を見て、その後箱根湿生花園に久しぶりに行ってみました。
夏の花もまだ楽しめましたが、草原にはキキョウ、ワレモコウ、オミナエシなどの秋の花もあちこちに咲き、空はすっかり秋の空です。間もなく仙石原のススキも見頃になりそうでした。
キツリフネソウなどは昔は(わあ、こんな言葉がでるようになってしまった)山道は林の陰などに足の踏み場もないくらい群生していたものですが、今はわずかです。
そう、サギソウが盛りで爽やかな花を咲かせていました。本当に鷺が羽根を広げたように咲いていました。
ピンクの花はカワラナデシコです。オレンジのユリはクルマユリです。
湿原の植生を復元している区画は広々として実に気持ちが良かったです。


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