4日ばかり伊豆に行っていました。今年のお正月は好天に恵まれ、毎日どこか
らでも富士山がくっきり見えていましたが、雪は余り積もっている様ではありません。
往路の箱根では日陰では道路が凍結していて、スリップして崖などに激突して大破している車に3台も遭遇してしまいました。恐い恐い。スタッドレスタイヤに交換してきて良かった、と思いましたが、大破した車を次々に目の当たりにすると、いつもの飛ばしやの私でさえ、慎重に走らないと、と気を引き締めました。
樹霜というのは空気中の水分が樹や枝、葉などに霜のようにつくこだそうで、この笹のようになるものらしいです。東京育ちの私には断定できませんが、多分これがそうだと思います。気温は丁度0度くらいでしたが、無風なのでそれほど寒い朝とは思いませんでしたが、次第に上る太陽にキラキラと光ながら、少しずつ溶けていく様子はとてもきれいでした。
富士山は裾野の広い独立峰なのでどこから見ても本当に美しい姿だと思いますが、私はこの写真を撮った大瀬崎から見る富士山が好きです。やはり海とのバランスが良いのかもしれませんし、北斎も広重も海と富士山を描いているところを見ると、そう思う人が多いのでしょう。
伊豆のさくらの里は昨年より“寒桜”の蕾は固く、やっと2輪だけ開いている花をみつけられたくらいでした。“十月桜”という小輪の桜が青空に映えていました。
ここさくらの里は種類が多く、ほぼ一年中何かしらの桜が咲くように植樹されているのだそうです。

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