3月11日〜13日
パナマ、コスタリカ、ニカラグア、ホンジュラス、グアテマラと5カ国間のバス移動である。
車中一泊にホテルで一泊。
一言でいえば苦痛の時間。
前も、グアテマラからパナマまで同じバス会社で移動した。
パナマ・コスタリカの国境で前回は3時間ほどかかったけど、今回は1時間半ほどで通過できた。
でもその分コスタリカでのバスターミナルでの乗換えで3時間ほど待つことになった。
ここまでは、空港で一緒だったアルゼンチン人と一緒だったのだけどここで別れる。
彼女は本当は10日の夜行バスで来る予定だったのだけど、バス会社の不手際か何かで一日ずれて、バス会社の対応の悪さにブチぎれていた。
そのときスイス人も一緒にいたので英語でぼくらにその事情を説明してくれたのだけど、詳しい内容は理解できなかった。
とりあえずファックという言葉を連呼していたのが印象に残っている。
グアテマラに着くと、一緒に移動していたスイス人とタクシーに相乗りしてそれぞれの行き先のバスターミナルまでいって別れる。
僕がグアテマラ二回目だしスペイン語もしゃべれるということで誘導するような形になったのだけど、僕の片言の英語と、彼女の片言のスペイン語でいろいろ説明して案内するのはとても大変だった。
そして、一人で移動することの気楽さを改めて思った。
半年振りくらいのグアテマラは変わりないように思われる。
道は同じような光景が再び僕の前に広がり、人々は同じように生きている。
感じたのは、故郷に帰ったような懐かしい気持ちと、僕はグアテマラがすきなんだなという実感。
まずは、コバンという街へ。
バスには期待できないグアテマラにしては快適なバスで5時間ほどの移動で着く。
ずっといきたいと思っていたところへのツアーの申し込みをしてあとはゆっくりする。
夜は大衆食堂へ。
久しぶりのグアテマラのトルティージャにお茶のように飲むコーヒー。
懐かしい味である。
このコーヒーはめっちゃ薄いんやけどなかなかおいしい。
安いけど、なんだかくさい部屋でいつのまにか眠りにつく。

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