特殊な用途のために、今でも偶に
2001年型 富士通 LIFEBOOOK FMV-675NU9/Lを使用する。
フル機能キーボード、赤外線ポート、
現在のPCでは動作しないソフト、特殊OSの起動、
FDドライブの使用という、マニアックな目的である。
Mobile Celeron 750MHz、512MB、
Windows 2000/Puppy Linux 4.31という構成。
もちろんインターネットには接続しない
(というより、もはやネットは使い物にならない)。
元々は母親の練習用に、
リース落ちと思われる4年落ちの中古を2005年頃購入したもの。
既にその時点でバッテリーは死んでいて、
満充電でもOS起動前に落ちてしまうというポンコツだった。
パーツを色々買い替え、故障したIDEのHDDもCF化で延命したりと、
普通は誰も使わないこんな年代物に、かなり金はかかっている。
一旦他の人に譲るも、また返ってきた。
常用するものでないにしろ、何度も手をかけるうちに愛着が湧き、
動いているのだから捨てる気にならない。

半年前、この画面のまま停止し、
F2を押しても起動のたびに数十秒止まるようになった。
年に数回しか使わないのに、
むしろよくここまでCMOS電池が持っているとも思う。
10年前の分解時には一度交換しているはずだが、
記録が残っていないので、もしかすると20年無交換かも。
中にはコンセント挿しっぱなしなのに、
6年くらいでCMOS電池が枯れるデスクトップPCもあるのに。
今回は、CMOS電池の消耗で、
イチイチ起動に時間がかかるようになったため、
分解メンテを行う。
(つづく)

0