亀の子タワシのブログの続き・・・
車は全速力で走る… 実況生中継してるアホな妊婦を乗せて…
あのとき旦那は、こう思っていたに違いない。
『こんな時くらい、口閉じてろよ〜!
運転に集中できないし、ホントに生まれそうなのか?』と。
あれは、優し〜い妻からの気遣いなのよ…?
横でベラベラと陣痛の実況生中継されても確かに気が散るだろう
けど、助手席で腹抱えながら悶えてるよりは気が散らないでしょ
う…? えっ、両方イヤ…? やっぱり?( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
でも、ヘラヘラと実況生中継してる妊婦も、さすがに笑ってられ
ない状況に…!!!!
車の中で破水しちゃったー(><)
初め、当の本人も何が起きたか分からなかった。
フッと痛みが和らいで、気を抜いた瞬間に、パーンッと水風船が
はじけたように、スカートと座布団が濡れた。
えっ・・・私、チビッた?
と本気で思ったほど、生温〜い水が大量に、足から下の全部にか
かった。息子のときは、しっかり病院で出産したし、先生が破水
させてくれたから、全然浴びてないんだよね…だからマジで仰天
した。ちなみに羊水は、ほとんど無色無臭☆
匂いが少しあるけど、気にならない程度の匂いで、出産後、まだ
濡れているスカートの匂いを嗅いだら全然大丈夫だった。(匂い
を嗅ごうと思った、私の頭は異常大アリだが。)
旦那に破水したことを伝えると、今まで以上に顔面蒼白。
……そりゃそうだ。
息子は後ろの席でオロオロしながらも泣かずに、ずっと私の頭を
撫でててくれた。
病院に滑り込んだのは、2時。
旦那と息子は納車しに行き、私は一人で支えもなくテクテク・・と
分娩室へ…(注・良い破水妊婦は、破水後は歩かないでください)
日曜日で、待機看護婦がおらず、看護婦さんは一名のみ。
トイレから病院に『陣痛です!』と伝えた直後に、看護婦さんが
先生に電話を入れてくれたみたいなんだけど、結局…先生は間に
合わず。応援の看護婦さんも間に合わず。
ガラッとドアを開けて分娩室へ入ったら、看護婦さんも破水妊婦
が歩いてきたことにビックリ仰天!
私も、先生と看護婦さんが到着してなかったことにビックリ仰天…
( ̄◇ ̄;)エッ マジ!?
それでも破水してたら、スグに生まれちゃうし、放置し続けてる
と細菌感染の元にもなるので生みたかったんですが………
私も酷なことをしちゃいましてねぇ ε=(。・д・。)フー
私 『もう産んで良い〜?』
看護婦 『先生来るまで産んじゃダメ!』
私 『先生、いつ来るのー!』
看護婦 『もうスグ来るから!待って!産んじゃダメ!!』
私 『無理、フツーに無理です!』
看護婦 『・・・(半泣き) 私が取り上げます!』
看護婦さん、先生の助手はするけど、実際に赤ちゃんを取り上げ
るのは初めてだったらしい…
40代の看護婦さんだったけど、可哀相に…
たぶん、彼女の子供より年下じゃないか、自分?
そして…二人でワァワァ言いながら産んじゃいました…
分娩室に入って、5分間の出来事でありました…
┐( -"-)┌ヤレヤレ...
先生が飛び込んできたのは、出産後10分ほど…
応援の看護婦さんも、ほぼ同時刻に飛び込んできた。
彼らの目に飛び込んできた最初の光景は、
オロオロしてる看護婦と、ピリピリ・イライラしてる破水妊婦…
じゃなくて〜
テキパキとへその緒を縛る看護婦と、
その看護婦と談笑してる元・妊婦…
でありました( ̄Д ̄;;
30分ほど寝て病室まで歩いて戻る途中に、廊下で待っていた、
立会い出産希望だった旦那に『全然間に合わなかったねー!』と
分娩室内でのことをベラベラ喋り、その後も出産直後なのに、
テクテクと息子と病院内を歩き回り、暇を持て余してました…
2週間早く生まれた娘も3126g あって、ちょうど良い重さで
は無かろうか・・・
〜☆〜*〜☆〜*〜☆〜*〜☆〜*〜☆〜*〜☆〜*〜☆〜
「お産は病気ではない」と言うが、亀の子タワシは本当
にラッキーだったと思う。いっぱい、いっぱい、感謝!
が、おまえさん、
少しは学習して、次回はゆとりを持って臨むように!!
終わり

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