目からうろこ、心からかさぶた!!
アイターンおばさんの、普段の宮古島生活ですが・・・
これが結構おもしろい。疲れた日にはちょっと寄ってくださいな。
2005/3/26
自分の仕事と生き方について考えてみた。
じつは、フィカルさんとこで「仕事に対する真摯な文章」に触れ
若かった頃の、つれあいとのやり取りを思い出したのですよ。
頑張って、頑張って、生きてた頃の事。
あの「指先をたおした話」のあと、妊娠がわかり、出産を経て、
その後「マ○クレール」というテナントショップの店長さんを
していた。
親の反対を押し切って、始めから苦労をするのがわかりきってた
家に嫁いだから、「案の定の苦労」は親には言えなかった。
実家は近いとは言えず、初めての子育てにオロオロしていた。
3歳くらいまで娘は食が細く「痩せすぎ」ぎりぎりの体重だった。
私は食べない子供に、いつも苛々していたように思う。
朝には保育園のお弁当作りをし、泣き喚く子供を預け仕事に行く。
必死でしがみつく指を、一本一本引き剥がす。なんであんな事が
できたんだろうと思う。
ショップのノルマに苛まれ、女だらけの職場の中で、けっこう打
たれ強くなった。
真夜中に帰るつれあいを待つ間を自分の時間として、物を作った。
一緒に晩ご飯を食べて・・きっと私には、楽しい話は出来なかった
と思う。「もっといたわってよ!ちゃんと父親やりなさいよ!」
私の事だから、口で言う以前にガンガンに態度に出てただろう。
ちゃんと父親やろうにも、生活時間帯の違う娘と会えないのだ。
そんな事百も承知で、
なんでたまには早起きしてやれん?
私がこんなにも、合わせてあげてるのに!
と、なっちまったわけだ。
本当は違うのにね。私がそうしたかったんだよ。
妻も、母親も、嫁も、仕事もきちんとしたかった。
それでいて、自分も捨てられなかった。
当然どのひとつも満足にできなくて、時間が足りなくて、寝る間
を減らして帳尻を合わせてしまった。
・・・そんな事、長く続けられるわけないのにね。
続く(3日後ぐらいに、たぶん・・・)

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