この詩は、
以前にも紹介した、ナンシー・ウッドの
「今日は死ぬのにもってこいの日」の中の一編です。
人生について
わたしはおまえに何を語ってやれるだろう?
それは得難く、そして美しいものだ。
仮装して、だまくらかしながら、それは現れる。
大笑いしながら、現れることもある。
人生について
わたしはおまえに何を語ってやれるだろう?
なんにも。
わたしの答えは、わたしだけのもの。
おまえには通用しないだろう。
樹木と同じで、わたしたちは共通の根を持っている、
ところがその育ち方の違うこと!
金関寿夫さんの名訳と言われてます。
原文を読めれば、より深く味わう事ができたろうにと、
己の無学が悔やまれます。ん〜、くやしい。

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