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2007/8/28

「The Last Smoker」(1)  筒井道

英国のAlma Booksより出版された筒井康隆さんの英訳短篇集『Salmonella Men on Planet Porno』(訳・Andrew Driver)に収録された作品を少しずつ紹介しています。
すっかりほったらかしてましたが、再開します。

第11弾は遂にきました、「The Last Smoker(最後の喫煙者)」の登場です。
原作は1987年、「小説新潮」10月号に掲載され、『夜のコント・昼のコント』(新潮社)に収録されました。同名の文庫は現在では入手不可となっていますが、現在では自選ドタバタ傑作集(1)『最後の喫煙者』(新潮文庫)で読むことができます。
なお、1995年には『世にも奇妙な物語 冬の特別編』の1編として映像化されましたが、林隆三さん、梶原善さんらとともに原作者自ら出演もしています。
『日本以外全部沈没』の河崎実監督も映画化を構想中と伝えられていますが、こちらはどうでもいいです(笑)。




◎登場人物
 I … おれ。小説家。世界最後の喫煙者。
 Kusakabe … 日下部。洋画家。
 female editor … 女性編集者。嫌煙家。二十七、八歳。
 wife … 妻。
 son … 息子。

◎あらすじ
 ある日、ある程度名の売れた小説家だったおれの自宅に二人の編集者がやってくる。女性編集者から手渡された名刺には「わたしはタバコの煙を好みません」と書かれてあった。嫌煙運動の旗頭であった女性編集者はあちこちにおれの悪口を書き、それに反論したエッセイを書くと反論の嵐が巻き起こる。その頃から嫌煙運動は日本各地に広まり、喫煙者差別はますますひどくなっていく。焼打ちに遭い、逃れてきた同志約二十名は六本木の豪華マンションの地下に集まるが、仲間はすべて倒れ、おれは洋画家の日下部とともに国会議事堂の頂きに追い詰められる。
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