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2006/11/29

『Sad movie サッド・ムービー』  映画道

『Sad movie サッド・ムービー』
새드무비

2005年韓国映画 108分
脚本・監督:クォン・ジョングァン  脚本:ファン・ソング
出演:チョン・ウソン(消防士イ・ジヌ)、イム・スジョン(手話通訳アン・スジョン)、シン・ミナ(スジョンの妹アン・スウン)、イ・ギウ(サンギュ)、チャ・テヒョン(チョン・ハソク)、ソン・テヨン(スーパーレジ係チェ・スッキョン)、ヨム・ジョンア(ヨム・ジュヨン)、ヨ・ジング(ジュヨンの息子フィチャン)、キム・スンチョル(ジュヨンの夫パク・ユンボク)




ニュース番組の手話通訳をしているスジョンは消防士の恋人ジヌからのプロポーズを心待ちにしていた。耳が聞こえない妹のスウンは、遊園地で着ぐるみのバイトをしているときにハンサムな絵描きサンギュに出会い、恋に落ちる。サンギュが留学すると知った仲間たちはスウンのためにデートをセッティング、スウンはやけどの跡をメイクで隠し、着ぐるみを脱いでサンギュに絵を描いてもらう。一方、定職につかないハソクは3年付き合ってきたスッキョンに別れを切り出される。電話ボックスで話している女性から電話の相手に別れを告げて欲しいと頼まれたハソクは、別れ代行屋という商売を思いつき、サイトを作る。インテリアデザイナーのジュヨンは言うことをきかない小学2年生の息子フィチャンに手を焼いていた。息子を学校まで送って行ったある日、ジュヨンは交通事故を起こして入院し、精密検査でがんが見つかる。


『バッド・ムービー』『おもしろい映画』に続く“ムービー三部作”の最後を飾る作品(大嘘)。

オムニバス形式で、4組の男女の愛が描かれる。
中ではシン・ミナさんとイ・ギウさんのパートが一番よかったかな。

チャ・テヒョンさん扮するハソクが始める別れ代行屋というアイディアはいいと思うが、活かし切れていない。
スッキョンが別れを告げて欲しいと依頼をしてくるというのは予想がついてしまうが、ハソクはレジ打ちをしているスッキョンをガラス越しに見ながらぶつくさ言っているだけ。やはりここは彼女の目の前に出て行って、「確かに別れを告げてきました」とでも言わせて、そこで初めてハソクが別れ代行屋だと気づかせた方がよかったように思う。
また、フィチャンも入院中の母親に別れを告げるためにハソクに依頼をするのだが、その間、フィチャンは外で泣いているだけ。母親の鳴らす笛の音が聞こえてきた時点で走らせんかい! 子供は走ってナンボでしょうが。
ここに出てくる2組とも、面と向かって何かを伝えようとしない。
それでは心は動かされないのよ、やっぱり。
スウンのパートがいいのは、いったんメイクした上で絵を描いてもらった彼女が、メイクを落とし、本当の姿を見せて再度絵を描いてもらう点。
彼女は耳が聞こえず、しゃべることもままならない。姉に対しては「お姉ちゃんは愛してると言えるからいいじゃない」と本音を漏らす。ただでさえしゃべれないコンプレックスを感じている彼女が、やけどの跡まで見せる。それによって言葉以上の彼女の想いがサンギュばかりでなく観客にも伝わってくるのだ。

やはりこういうオムニバス形式は出来不出来の差が出てしまうなぁ。


★★1/2
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