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2013/10/29

『陽だまりの彼女』  映画道

『陽だまりの彼女』

2013年日本映画 128分
監督:三木孝浩
脚本:菅野友恵、向井康介  原作:越谷オサム『陽だまりの彼女』
撮影:板倉陽子  美術:花谷秀文  衣裳:井手珠美  編集:伊藤潤一
音楽:mio-sotido  主題歌:山下達郎「光と君へのレクイエム」
テーマソング:ビーチ・ボーイズ「素敵じゃないか(Won't It Be Nice?)」
出演:松本潤(奥田浩介)、上野樹里(渡来(奥田)真緒)、玉山鉄二(真緒の先輩・新藤春樹)、大倉孝二(浩介の先輩・田中進)、谷村美月(同僚・峯岸ゆり)、菅田将暉(弟・奥田翔太)、北村匠海(中学生の奥田浩介)、葵わかな(中学生の渡来真緒)、夏木マリ(謎の老女・大下)、塩見三省(渡来幸三)、木内みどり(渡来真由子)、とよた真帆(真緒の上司・梶原玲子)、西田尚美(浩介の母・奥田祥江)、小籔千豊(杉原部長)、安藤玉恵(平岩の妻)、野間口徹(担任教師)、田中要次(区役所職員)、古舘寛治(医師)、石橋杏奈(結婚する女性社員)、平田薫(受付嬢)、山本ひかる、石井美絵子、安東華子、三浦透子(いじめっ子・潮田アキ)、森桃子(山本(潮田)アキ)、梶原ひかり、駿河太郎(平岩)、永野宗典(ウェイター)、米村亮太朗、岩田龍門(平岩しゅう)、柴崎楽(小学生の奥田浩介)、山崎智史(幼少期の奥田翔太)、荒井祥太(小学生の奥田翔太)、芽衣、樋浦舞花(広告モデル)、KATE D.(同)、ALISSA R.(同)、清水尋也、萩原みのり、中島来弥、加藤夢乃(アキの仲間)、藤井太一(警察官)、長谷川葉生、清田智彦(警備員)


   


広告会社の新人営業マンの浩介は、すこし内気な鈍感男子。カノジョなしのさえない毎日を送っていたが、ある日仕事先の下着メーカーで、美しくてステキな女性と出会う。その瞬間、浩介の記憶がよみがえる…彼女は中学時代の同級生・真緒だった。当時イジメられっ子だった真緒を、浩介が助けたことがキッカケで、ふたりは生まれて初めての恋をした。浩介の転校から10年ぶりの再会。太陽のようにあかるい真緒に、浩介はふたたび恋に落ちる。真緒も、「離れてからずっと、浩介を忘れなかった」と告白する。浩介にとっては偶然の再会でも、真緒にとっては自分の想いが呼んだ必然の再会だった。永遠の愛を誓い合ったふたりは結婚し、幸せな結婚生活を送る。しかしなぜか、真緒の身体は急に弱っていく。実は彼女には、誰にも知られてはいけない“不思議な秘密”があった―真緒の異変に気づきながら、戸惑うだけの浩介。自分の知らない真緒がいる。本当の彼女は? ある事件を境に、真緒は浩介の前から突然姿を消してしまう。そして、なぜか周囲の人々の記憶からも…。運命で結ばれたふたりに、残された時間はあとわずか。「もういちどだけ、真緒に会いたい」強い想いを胸に、浩介はふたりの思い出の地・江の島へと向かった―。【公式サイトより】

越谷オサムさんの同名小説を三木孝浩監督が映画化。

てっきり昨日の『潔く柔く』に続いて少女マンガが原作かと思っていたが(平田薫さんは連続出演)、よく考えたら原作小説の文庫本を本屋で見かけていた。そもそもそんな勘違いが起きたのはタイトルもそれっぽいし、設定もかなり少女マンガチックなせいだろう。
ヒロインに何やら秘密があるらしいということは聞いていたが、途中までは痩せ細っていったり、髪の毛が抜けたりしていたので難病モノになるのかと思いきや、病院の検査ではまったく異常なし。
真緒の養父母からは真緒が12歳以前の記憶をなくしていること、また裸でいるところを保護されたという噂が本当であったことなどが明らかとなり、出生に何やらありそうだということになる。それと同時に江ノ島で目撃された謎の老女も怪しさ満点。
この辺りで何となく予想はついてはいたのだが、まさか本当にそんなファンタシーなオチ(オチ言うな)だとは。北条司さんの短篇「ネコまんまおかわり」を思い出したのは私だけではあるまい。
当然のごとく、最後に浩介と真緒は再会を果たすが、また10年ぐらい経ったら、振り出しに戻るということ? うーむ。周囲の人々の記憶が消えるのはまだしも、モノまで消えてしまうのはどうなんだろう。

まああり得ない話ではあるが、主演2人はよかった。
特に久々の上野樹里さんはこんなに可愛らしい女性を演じることも出来るのかと舌を巻いた。正直、ピークを過ぎた感はあったが、これまでの出演作の中でもベストと言っていいだろう。

中学時代の真緒を演じた葵わかなさんが上野樹里さんにそっくりでびっくり。髪型もあるだろうけど、かなり動きや台詞回しなどを研究していることが窺えた。
松本潤さんも不器用そうな感じがよく出ていて、真緒がいなくなった後、ビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか」を聴きながら涙を流す表情がよかった。
それにしても三木監督、ちょっとアップを多用しすぎでは?

谷村美月さんは面白そうなキャラではあったけど、あまり本筋に絡んでこなくて残念。大倉孝二さんはいかにも軽い先輩社員だが、その上司が小籔千豊さんというのはどうなのかな。
そうそう、ヨーロッパ企画の永野宗典くんもチラっと出ていたけど、果たして上野樹里さんはかつて映画『サマータイムマシン・ブルース』で共演したことを覚えてくれていただろうか(笑)。


★★1/2

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