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2013/10/28

『潔く柔く』  映画道

『潔く柔く』

2013年日本映画 127分
監督:新城毅彦
原作:いくえみ綾『潔く柔く』(集英社マーガレットコミックス刊)
脚本:田中幸子、大島里美  音楽:池頼広
撮影:小宮山充  照明:小島光夫  録音:益子宏明
美術:新田隆之  装飾:松下利秀  編集:深沢佳文
VFXスーパーバイザー:小坂一順  スタイリスト:梶雄太  衣裳:村上美紀
ヘアメイク:中西樹里  ヘアメイク(カンナ担当):スズキミナコ
スクリプター:藤島理恵  助監督:中西正茂
主題歌:斉藤和義「かげろう」
出演:長澤まさみ(瀬戸カンナ)、岡田将生(赤沢禄)、高良健吾(ハルタ・春田一恵)、池脇千鶴(桜場(柿之内)愛実)、波瑠(川口朝美)、中村蒼(マヤ・真山稔邦)、古川雄輝(ハルタの従弟・小峰清正)、平田薫(カンナの友人・千家百加)、田山涼成(バーのマスター)、和田聰宏(MELON WORKS社長・柳原)、MEGUMI(漫画家・野原チカコ)、大滝愛結(愛実の娘・桜場睦実)、信太真妃(柿之内希実)、春海四方(希実の父)、水木薫(希実の母)、前野朋哉(禄の同級生・関谷)、恩田括(禄の担任)、山崎潤(ガソリンスタンド店主)、梶沼萌花(カンナの同級生)、池澤あやか(同)、秋月三佳(同)、優希(同)、鹿倉樹麗(同)、阿部翔平(カンナの同僚)、上田航平(同)、五十嵐麻朝(同)、イーピ(同)、梅舟惟永(同)、咲世子(同)、流木ターナー(同)、佐々木大介(禄の同僚)、澁谷麻美(ハルタの父の再婚相手)、細川洋平(野原チカコの撮影スタッフ)、中村無何有(清正の同級生)、川籠石駿平(同)、嶋崎青大(少年時代の禄)、星流(ハルタの弟)、松江健、辻本あんず


   


東山高校1年生の瀬戸カンナと同じ団地で育った幼馴染のハルタと同じクラスになり、マヤと同じ中学の朝美とともにいつも4人で行動していた。ハルタとマヤはバイクの免許を取るべく、ハルタの従弟の清正とともにガソリンスタンドでバイトを始める。花火大会の夜、カンナはマヤに告白されるが、ちょうど同じ頃、自転車に乗りながらカンナにメールを打っていたハルタがトラックに轢かれて死んでしまう。カンナの携帯には「いくよ」というハルタからの最後のメッセージが残っていた。その事故以来、恋愛が出来なくなってしまったカンナは15歳の心のまま、年を重ねていく。8年後、東京の映画宣伝会社メロンワークスで働くカンナは、出版社に勤める赤沢禄と出会う。自分の心に土足で踏み込んでくるような禄に反発しながらも、徐々に彼の存在が気になっていくカンナ。だが明るく悩みなど無いように見える禄にも、実は小学生の頃、田沢湖への遠足に向かう途中で同級生の希実と一緒に事故に遭い、自分だけ生き残ってしまったという過去があった。禄は高校生の頃、希実の姉・愛実と再会し、希実の日記を読むように頼まれる。希実の実家を訪れて両親に会うも、来たことを後悔する禄。愛実はそんな禄に田沢湖に一緒に行って欲しいと頼む。愛実とは現在も連絡を取り合い、4歳になる娘・睦実の写真も送ってもらっていたが、言葉が遅いのが悩みの種だった。ある日、朝美と再会したカンナはハルタの父が再婚し、ハルタの弟が生まれていたことを知り、禄とともに数年ぶりに帰郷する。

いくえみ綾さんの同名コミックを実写映画化。

前半の高校生篇は長澤まさみさん、高良健吾さん、波瑠さん、中村蒼さんが15歳!?というツッコミはさておき、いかにも和気藹々とした感じが漂っていて微笑ましい。
そんな中でのハルタの事故死。花火大会から病院に駆けつけたカンナに対し、朝美が「絶対許さない」などと酷いことを言うのだが、朝美がハルタのことを好きだからといってカンナに当たるのはお門違いもいいところで、それでも親友かと思ってしまった。しかも8年後、東京で再会した時にはケロっとして恋人も出来てるし。

事故から8年が経っても15歳のまま時が止まっているようなカンナ。
カンナが出会う雑誌編集者の禄は同じように交通事故にまつわる過去を持っているが、彼の場合は少なくとも前には進んでいる。禄が言う通り、罪悪感は消えてなくなることはない。だが、事故に向き合い、乗り越えることは出来る。禄がカンナに対し、ハルタが生きている時、お前を苦しめるような奴だったかと問いかける台詞には説得力がある。
その後、カンナは禄とともに故郷を訪れるが、そのついでに禄は愛実と娘・睦実にも会いに行く。そこで言葉が遅れていた睦実が禄に対して初めて言葉をしゃべるシーンがなかなかよかった(初めて口を利いた子が「待ちくたびれた」なんて言うかなとは思いつつ)。
池脇千鶴さんが『凶悪』に続いて好演。

新城毅彦監督は『僕の初恋をキミに捧ぐ』『パラダイス・キス』と3作続けて少女マンガ原作モノ。そもそもこの人、ドラマでも『君の手がささやている』とか『南くんの恋人』とかを手がけているんだよなぁ。


★★1/2

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