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2012/9/22

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』  演劇道

ロックミュージカル
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』

HEDWIG AND THE ANGRY INCH

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【名古屋公演】
2012年9月22日(土)・23日(日)
Zepp Nagoya
全席指定:7,800円+1ドリンク

作:ジョン・キャメロン・ミッチェル 作詞・作曲:スティーヴン・トラスク
上演台本・演出:大根仁  訳詞:スガシカオ
音楽監督:岩崎太整
照明:久保良明  音響:松山岳  映像:奥秀太郎  衣装:杉山まゆみ
ヘアメイク:宮内宏明  舞台監督:齋藤英明  演出助手:長町多寿子
出演:森山未來(ヘドウィグ・ロビンソン/トミー・ノーシス)、後藤まりこ(イツァーク/ヘドウィグ・シュミット)
アングリーインチ:岩崎太整(キーボード)、MAKO-T(ピアノ)、木島“MAX”靖夫(ギター/ルーサー)、フルタナオキ(ベース)、阿部徹a.k.a.SANTA(ドラムス)、永友聖也(ギター)


とあるライヴハウス。売れないロックシンガーのヘドウィグは夫のイツァークをはじめとするバンド“アングリーインチ”を引き連れて全米各地を巡り、自らの半生を歌い上げていた。通りの向こうのライヴハウスでは、彼女の曲を盗んでビルボードNo.1のロックスターとなったトミー・ノーシスがライヴを行っていた。ヘドウィグは楽曲に乗せて自らの半生を歌い上げる。壁に囲まれた原発スラムに生まれたハンセルは、ロックシンガーになる夢を叶えるため、神父ルーサーとの結婚を決意、性転換手術を受けるが、股間には「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまう。一旦、壁から出たヘドウィグは空爆を受けて荒れ果てた故郷に戻り、17歳の少年トミーに出逢って愛情を注ぐ。

映画化もされたジョン・キャメロン・ミッチェルさんによるロックミュージカルを森山未來さん&大根仁さんの『モテキ』コンビで上演。

本作は過去に三上博史さん、山本耕史さん主演で上演されており、私は5年前の山本耕史版を観ている。その時は英語の歌詞だったが、今回はスガシカオさんが訳詞に挑戦(テレビで「むこう200年、俺の訳詞は越えられない」と言っていたな。ほとんど聞き取れなかったけど。笑)。

実は今回は舞台設定を大幅に変更しており、アメリカから数年後の日本、しかも福島第一原発から20km以内の立入禁止区域が原発スラムと化しているという設定。その周囲にはいつしか壁が作られ、中には日本は元より世界中から犯罪者やテロリストがやってきているという状態。
この設定変更は事前に知っていたので、正直どうかなと思っていたのだが、正直言ってどっちでもよかった(笑)。というのも、客にはそんなことはまったく関係ない。本作はミュージカルというよりはライブであり、その設定について何か考えを巡らせる余裕などほとんどないのだから(まぁでも当事者が観たら気分よくはないわな)。

今回はまさにザ・森山未來ショー。
序盤からローカルな下ネタ満載で(実際にミュージシャンがMCでよく使う手段)、名古屋はブスの産地だから今日の客もブスばかりに始まり、名駅のすぐ側に大門という風俗街があるだの、SKE48は「栄のスケベーな48手ってことでしょ?」だの、名古屋弁では「熱い」ことを「ちんちん」というからいやらしいなどなど。あと、精液まみれの私の体はどろどろで、あんかけスパ状態とか(笑)。
また、中盤以降のバンドのメンバー紹介では、アドリブで「戦国時代」をテーマに選び、メンバーにはそれぞれ即興で演奏をしてもらってセッションをするという趣向。
この辺り、森山未來さんはヘドウィグになりきり、ヘドウィグとしてMCをしているため、本当のライブのような雰囲気に。役者としては当然と言えば当然なのだが、まずその点に感心。
歌も充分にうまいのだが、イツァーク役の後藤まりこさんの可愛らしい声とはマッチしていなかったように思う。イツァーク自体も前回の中村中さんの存在感と比べてあまり目立っていなかった。

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